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ここ数週間、無責任さをやたらと見せつけられているようで、私は少々うんざりしている。ええ、そうです。“総理のご意向”文書から始まった加計学園を巡る問題での、お偉い方たちの対応である。 安倍晋三首相の対応はもとより… 菅義偉官房長官の「怪文書」発言や前川喜平前文科省事務次官への「個人攻撃」。 「文科省から出向してきた人で、陰で隠れて本省の方にご注進したようなメール」と部下を切り捨てた山本幸三・地方創生担当相。 「知らぬ存ぜぬ」の萩生田光一官房副長官。 文科省との調査結果を真っ向から否定する藤原豊審議官。 さらには、 「内容は正確性を著しく欠いていた」と、なぜか謝罪した松野博一文科省大臣。 「ここに書いてある事実の部分はどこ?」と聞かれ、しどろもどろの文科省の官僚たち……。遂には「全国どこにでも獣医学部を作ります!」とのトップのお言葉まで飛び出した。 なんとも……。 思い起こせばかねてから組織心
ホールフーズの店舗 Julio Cortez/AP/REX/Shutterstock (c) Fairchild Fashion Media 米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com、以下アマゾン)が米スーパーのホールフーズマーケット(Whole Foods Market、以下ホールフーズ)を137億ドル(約1兆5070億円)で買収する。自宅試着サービス「プライム ワードローブ」や「アマゾン ダッシュボタン」「アマゾン エコー」などオンラインの枠を超えた新サービスを続々発表するアマゾンが、次なるオフライン施策として460店舗を持つ食料雑貨店を獲得した形だ。 一方で、小売企業売り上げランキングナンバーワンのスーパーマーケットチェーン、ウォルマート・ストアーズ(以下、ウォルマート)も負けてはいない。ウォルマートは6月、米百貨店ノードストロム(Nordstrom)100店舗以上で販売してい
漫画家の西原理恵子さんが、著書『女の子が生きていくときに、覚えておいてほしいこと』のなかで、こんな話をされていました。 六本木にある外資系のステーキレストランに行ったら、受付からボーイまで全員美男美女。しかも、お客も外国人が多いから、全員英語が話せるんです。 東京って、美男美女で英語もしゃべれて、やっとこういう店で時給1500円くらい稼げるんだと思ったら、もうやんなっちゃう、どうしようって、泣けてきた。 今って、頑張ったことに対する対価があまりにも安いですよね。いくら才能があっても、対価が安いんじゃやる気がでない。そう言いたくなるのもわかる気がします。 確かになあ、見た目がよくて、英語ができて(といっても、通訳とか翻訳家レベルではないのかもしれませんが)、それでも時給1500円。 働いている人たちは、こういう高級店で働けることをステータスだと考えていて、英語を勉強していてよかった、と満足し
大手通販サイト「ヤフーショッピング」が、出店者が広告料を多く払う商品を検索結果の「おすすめ順」の上位にくるように優遇しながら、「広告」と表示していないことがわかった。割高な商品が上位にくることもあるが、利用者にはどの商品が広告料によって上位にきているのか見分けがつかない。専門家からは「消費者の判断を誤らせ、問題だ」との指摘が出ている。 同サイトのようなモール(商店街)型と呼ばれる通販サイトは、複数の出店者が同じ商品を売るのが特徴。おすすめ順は商品を検索すると最初に出てくるページだ。運営するヤフーによると利用者が選びやすいように商品の販売価格、出店者のサービスへの評価などを自動で点数化し、高い順に表示しているが、2015年4月からは出店者が払う広告料によって点数を上乗せしている。 「PRオプション」という仕組みで、出店者が販売価格の1~30%を広告料としてヤフー側に支払う約束をあらかじめする
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