電車やバスに乗っていて、携帯型ゲーム機で遊ぶ人を見かけることが増えた。とくに最近は、英語の勉強などを楽しく行える実用型携帯ゲームが年齢を問わず人気を集めている。 こうした実用型携帯ゲームのユーザーたちは、これからどのようなソフトを利用したいと考えているのだろうか。矢野経済研究所の調査によると、「今後どのような“実用的な”携帯ゲームを望むか」と尋ねると、「資格を学べるようなゲーム」と回答した人が12.7%で最も多かった。「漢字検定」や「TOEIC」などの勉強ができるソフトが既に市販されているが、販売されているもの以外では「宅建」や「中小企業診断士」などのソフトを求める声があった。 僅差で2位となったのは「健康管理」(12.4%)。「4月から始まったメタボリック検診の義務化で健康への関心が高まっていることのほか、女性からダイエット関連のソフトを求める意見が多くあった」(矢野経済研究所)という。