IDEOで製品開発を率いた元リーダーたちが示す、プロトタイピングの心得。第2回は、試作品の市場投入が不評を招きブランドを傷つける、という事態を回避する方法を紹介する。実験に二の足を踏む幹部を説得するためにも有効だ。 設計者や起業家は何年も前から、ライブ・プロトタイピング(未完成の製品コンセプトを、市場や実際に顧客のいる状況に送り込むこと)を試みてきたが、いまや比較的大規模な企業もこのアプローチを採用し始めている。多くの経営幹部は、間違ったアイデアへの過剰投資を避けたいと強く望み、このアプローチに興味をそそられている一方で、洗練する前の製品やサービスを市場に送り込むことを恐れてもいる。「自社のブランドを傷つけることになるのでは?」「顧客はプロトタイプの粗雑さに気づいたら、自社への信頼度を下げるのでは?」「我々の戦略を競合他社にさらけ出していいのだろうか?」といった具合だ。 このような懸念は当
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