実はその昔、中国では「嫁ぐ」という字を「帰ぐ」と書いて読まれていた事があります。 どうしてかと言いますと、「まるで我が家に帰るかのごとく、婚家に嫁に行って欲しい」「嫁いだ家で、元から家にいた人間の如く溶け込んで欲しい」という願いがあって自然と読まれるようになったからだそうです(詳しくは、漢文の「詩経」にその一文が記載されています)。 初めてこのお話を知った学生時代は「なるほどな~」と感心したものでしたが、逆に考えればそのように言い聞かせないと実家を恋しがる女性が如何に多かったか…という事情が今なら垣間見えるようで、内心複雑になっている今日この頃です。 どうも、今も昔も義実家とのお付き合いと言う物は骨が折れるものだと相場は決まっているのだな~と考えると暗澹とした心境になっている当管理人・あんこです。 本日再現する漫画料理は、ハナちゃんが三浦半島の義実家で報酬代わりに貰ったエビを使用して作った