日本のユーザーには「地味なデル」というイメージがなかなか強く根付いていたりする。しかし、XPSシリーズは実に攻撃的なラインアップで、日本でも「XPS 2010」「XPS 700」などの発表にあわせて2006年から積極的にXPSのプロモーションを始めたこと(それ以前からXPSシリーズは日本市場に投入されていたが)と、XPS 2010とXPS 700の特異な外見とスペックがユーザーの注目を集めたことなどから、日本でも「過激なデルっ!」というイメージが浸透しつつある。 その、過激なデルっ!を象徴するようなモデルが2006年の1月に行われたCESで登場した「XPS 600 Renegade」だ。初めてQuad SLIを搭載したことで3Dパフォーマンスを重視するパワーゲームユーザーに注目されたこのマシンは残念ながら日本では販売されなかったが、2007年のCESにあわせて発表された「XPS 710 H