会期:9月7日~9日(現地時間) 会場:米国Sheraton San Diego Hotel & Marina 新製品/サービスの展覧会である「DEMOfall08」が米国時間の9月7日~9日の会期で開幕した。DEMOは年に2回開催されるイベントで、出展社はこれまでにないアイデアや技術を利用した新製品をその場で初めて発表する。今回はWeb関連のものを中心に、厳しい事前審査にパスした72社が独自の製品を披露する。 6分間の時間を与えられ、各社はPowerPointやFLASHなどを使わず、その場でデモすることで製品を紹介する。直近の開催では、Web 2.0系の製品/サービスが多いが、本稿では初日の最初のセッションで披露されたハードウェアを紹介する。 ●プラスチックでできたタッチセンサー内蔵電子ペーパー Plastic Logicは、「Plastic Logic Reader」という電子ペーパ
ブラザーは、A4サイズ1万枚分の情報を2GBのmicroSDに保存できるドキュメント ビューワ「ブラザー ドキュメント ビューワ SV-100B」を発売した。 「ブラザー ドキュメント ビューワ SV-100B」 SV-100Bは、4階調グレースケールの9.7インチの反射型電子ペーパーディスプレイを搭載したドキュメントビューワ。厚さは15.5mm、重さ約600gと携帯も可能。電源は専用充電式リチウムイオン電池で、最大で約83時間の使用が可能。 ドキュメントの保存は、本体とPCをUSBで接続し、同梱ソフトウエア(SV-Manager)により、保存したいコンテンツ(WordやExcel、PDFなど)をSV-Managerの画面もしくはショートカットアイコンへドラッグアンドドロップすることで、SV-100Bで閲覧可能なファイル形式に自動変換され、保存される。 Bluetoothを搭載しており、携
6月1日 発売 価格:オープンプライス ブラザー工業株式会社は、9.7型の電子ペーパーを搭載したドキュメントビューワ「SV-100B」を6月1日に発売する。価格はオープンプライス、直販価格は139,800円。 表示解像度が1,200×825ドット(約150dpi)の9.7型電子ペーパーを搭載した、薄型のドキュメントビューワ。電子ペーパー部は電気泳動方式の反射型で、4階調のグレースケール表示が可能。画面切り替え時のみに電力を消費するため、長時間駆動が可能。付属のリチウムイオン電池で約5,000ページの表示が可能としている(1分単位でページ切り替えを行なった場合は約83時間)。 表示に対応するフォーマットは独自形式。Windows XP/Vista専用のプリンタドライバを組み込み、アプリケーション上からデータをドライバソフトに対して印刷をすることで、独自のデータを生成する。 本体にはUSBイン
米Arizona State UniversityのFlexible Display Center(FDC)は、タッチ・スクリーン機能を備えるフレキシブル・ディスプレイを開発した。世界初だと主張する。このディスプレイは軽量で、まずは軍事分野で使われる予定だ。FDCは、米陸軍と米Arizona State Universityが締結した10年間の共同研究開発契約に基づいて設立された官学共同の研究機関である。 今回のフレキシブル・タッチ・スクリーンは、米E Ink社が開発したアクティブ・マトリクス駆動の電気泳動ディスプレイ技術に基づいており、タッチ・スクリーンの材料を帝人デュポンフィルムが提供した。帝人デュポンフィルムは、タッチ・スクリーンで使われているガラス・パネルの代替として注目されるプラスチック材料を手掛けるメーカーである。 E Ink社でマーケティング担当バイス・プレジデントを
最近,気になっているキー・ワードがあります。「紙」です。例えば,2008年10月に開催した「FPD International」のFPDサミットで講演していただいた台湾AU Optronics Corp.のPresident and COOのLai-Juh Chen氏は,「ディスプレイの第4の波が,既存メディアの電子ペーパーへの代替だ」と位置付けました。同じ日に発行した別冊「NIKKEI FPD 2009 産業動向編」では,米E Ink Corp.のVice President Asia Pacific regionの桑田 良輔氏が論文の中で「既存のディスプレイの概念を捨てるべきだろう」として,液晶ディスプレイ代替に固執しがちな日本企業と違うアプローチをしている海外企業の例を多数紹介されました。 聞くと見るとでは大違い 一方,新しい電子ペーパーの技術的な試みとして,2007年12月の「In
[第1回]電子ペーパーは、印刷メディアの救世主か? アマゾン・キンドルにみる新聞と雑誌の未来 スティーブン・レビー Steven Levy ジャーナリスト 1965年10月17日発行のニューヨーク・タイムズ紙の日曜版は、計946ページ、重さ3キロ余り。ストライキ明けの発行でページ数が増え、史上最も厚い新聞といわれた。そんな新聞を電子の紙にする試みが進んでいる。photo:AP 印刷メディアにとって、狼狽の日々が続いている。ビジネスモデルをインターネットにたたき壊され、経済全般が停滞し、若年層は新聞をめくって、指を汚したこともない。そんな事態に包囲されたと、ジャーナリストは感じている。情報発信はウェブへと移行してきているのに、そこからは大した収入が得られない。毎日のように、メディア企業の新たなレイオフ、閉鎖、破産のニュースが流れる。皮肉なことに、こうしたニュースは印刷メディアを葬ろうとしてい
大徳のベンチャーが電子ペーパーを今年末に発売の予定 BIO GENICS社などが共同で商用化に着手 紙とデジタルディスプレイの長所を結合した電子ペーパー(e-Paper)の商用化に向けて大徳研究開発特区支援本部(理事長 カン・ゲドゥ)と大徳特区内のベンチャー企業、政府出資研究所などが共同でクラスター構築に乗り出した。 電子ペーパーおよび機能性化粧品メーカーのBIO GENICS社(代表 キム・チョルファン)は今年の年末ごろに予定されている電子ペーパーの発売を控えて1月30日に大田コンベンションセンターで電子ペーパー技術事業化クラスターを構築するためにSilicon Works社と韓国電子通信研究院(ETRI)、大徳特区支援本部などとともに専門家招請ワークショップを開催すると1月28日に発表した。 ワークショップでは電子ペーパー市場および技術の動向と知的財産権分析、ポートフォリオ構築方案に関
凸版印刷は,表示装置を利用して街中で防災情報を発信する総務省関東総合通信局の実地実験に,電子ペーパーを提供した。この実地試験は2009年1月23日,東京都の豊島区役所を中心とする池袋駅東口エリアで実施された。豊島区生活産業プラザ内に設置した災害対策本部を中心に無線通信網を構築し,地域災害情報などを電子ペーパーに表示させる実験を行った。試験の目的は,災害発生時における帰宅困難者などの避難誘導に向け,システムの有効性を検証することである。
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2008年までの電子ペーパーのまとめ。もとは院試の研究プレゼンをするために調べました。*1 誰の役に立つのかは知らない。 電子ペーパー 電子ペーパーというとOEL(有機ELディスプレイ)からAmazonKindle、サーマルプリンター(リライタブル)までいろいろな意味を含んでいます。この記事では電子ペーパーという単語を「薄型・軽量な、反射型の、メモリ性を有する媒体」ということにします。 まず参考文献 めっちゃくわしい一番最近にでた本をご紹介。 詳しい原理から今後の展望まできっちり書いてあるので興味のある方はまずこちらを熟読されるのがよいと思います。*2 電子ペーパー (シリーズ「デジタルプリンタ技術」) 作者: 面谷信,日本画像学会出版社/メーカー: 東京電機大学出版局発売日: 2008/06メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 167回この商品を含むブログ (2件) を見る 以下は
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