スポーツ庁は16日、中学校の運動部活動に関する有識者会議を開き、学期中は週2日以上の休養日を設け、平日の練習時間は長くても1日2時間程度にすべきだとするガイドラインの骨子を示した。 生徒のけが防止や指導教員の負担軽減が目的で、年度内に正式決定する。 骨子では(1)学期中の平日と土日に各1日以上、合わせて週2日以上の休養日を設ける(2)1日の練習時間は平日は2時間程度、休日は3時間程度にとどめる―ことを提言。教育委員会や校長は、ガイドラインを参考に休養日と練習時間を盛り込んだ活動方針を策定するとした。高校の部活にもガイドラインの準用を求める。