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ブックマーク / magazine-k.jp (3)

  • フランクフルト・ブックフェアで次期EPUBの概要発表

    10月12日、アメリカ電子書籍標準化団体の一つ、IDPFのLiza Daly委員(Threepress Consulting社長)はフランクフルト国際ブックフェアで行なった次期EPUB3(旧:EPUB 2.1)に関する講演の内容をウェブに公開した。 興味深いプレゼンなので内容を簡単に要約して紹介する。 ■解説音声付き 目的 世界の多種類の言語、ネーティブ・マルチメディア、 スクリプトによる対話性、高度なレイアウト等のサポートに必要な規格を制定する。 ePUB3制定へのプロセス 2010年4月に憲章を制定して作業をスタート、6月にニューヨークで第1回会合を行った。夏までに各種要求出揃う。2011年の第1四半期にドラフト・フォー・コメント(最終案)を公開し、標準化採択は2011年第2四半期を目標としている。 多言語サポート 縦書きレイアウト、双方向のページ進行、ルビ、外字のサポートを行う。C

    フランクフルト・ブックフェアで次期EPUBの概要発表
  • 電子書籍のプライバシーポリシー一覧

    「プライバシーに関する電子書籍バイヤーズガイド」に掲載した各社の電子書籍のプライバシーポリシー一覧が改訂されていたので、ここにアップデート版を掲載します。 1. ユーザーが何を読んでるか監視できる? ・Google Books: Yes ウェブサイト上で閲覧した特定のやページを記録する。 ・Amazon Kindle: Yes 記録する情報の正確なパラメータは不明だが、読んだやページを含む。 ・B&N Nook: 不明 ・Sony Reader: No 機器上のコンテンツに関する情報を記録しない。 ・FBReader: No ユーザーから情報を収集することはない。 2. 機器は提携する電子書籍ストアから購入したしか互換性がない? ・Google Books: N/A Google Booksは閲覧機器ではないが、DRM保護されてないPDFやEPUB形式のパブリックドメインのをダウン

    電子書籍のプライバシーポリシー一覧
  • フリーミアム実践の舞台裏を聞いた

    電子メディアと出版の未来に関心のある当マガジンの読者ならすでにご存じだとは思うが、『ロングテール』のベストセラーで知られる、米『Wired』誌の編集長クリス・アンダーソンの新著『フリー』の邦訳をNHK出版が先月下旬に刊行し、その事前キャンペーンとして、1万人限定・期間限定で全編をオンライン無料公開した。 書のテーマである、商品やサービスの無料と有料を戦略的に組み合わせるビジネスモデル「フリーミアム」を自ら実践した格好で、どちらかと言えば保守的な印象のあるNHK出版が業界初の試みを仕掛けた意外性もあった(もっとも、米国での原書の販売に際しても近い形で無料公開を実施していて、それを基に日独自の工夫を加えたものではあるが)。 上のリンク先にもあるように、開始から約43時間で登録者数が1万人に到達し、無料のキャンペーン自体は成功裏に終わったが、さて肝心の「(プレ)ミアム」、つまり書籍販売の状況

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