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【北斗】市郷土資料館の学芸員時田太一郎さん(46)が、江戸時代末期に松前藩が築城した「松前藩戸切地陣屋」(市野崎)がフランスの軍学教本の設計図を忠実に再現した国内初の星形城郭であることを突き止め、論文にまとめた。これまで同陣屋の歴史的背景や理論的ルーツに関する論考はほとんどない。6年かけて研究した時田さんは「同じ星形の五稜郭(函館)の9年前に建てられた陣屋の歴史的価値を知ってもらいたい」と話している。
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