銚子電鉄が経営危機 資金繰り逼迫、上下分離での支援要請 夏には減便へ - MSN産経ニュース東日本大震災以降の利用客減少などで経営が悪化している銚子電鉄（千葉県銚子市）は１１日、資金不足のため夏には減便することを明らかにした。状況が好転しなければ、来年秋には運行ができなくなるという。銚子市がこの日設置した銚子電気鉄道運行維持対策協議会で報告した。 同電鉄によると、平成２２年度は約６１万７０００人あった乗客数が、２３年度は４７万９０００人まで落ち込み、約９千万円の経常赤字となった。 今年７月に老朽化した１両を中古車両に買い替える予定だったが、資金にめどが立たず断念。車両は４編成から３編成に減少するため、夏には減便して現在３０分前後の運行間隔を４５～６０分に延ばしてしのぐ。 来年１０月には同形の１両が廃止となるため、車両の購入が間に合わなければその時点で「事実上、運行が不可能になる」（同電鉄の竹本勝紀社長）という。 同電鉄は大正１１年に開業し、銚子－外川間の約６・４キロを運行。これま
