遠隔操作ウイルスに感染したパソコンを使い犯行声明を行った事件で「冤罪」が発覚し、ネット掲示板が騒然としている。 15日、TBSには「私が真犯人です」というメールが届いた。送り主は、犯人でなければ知り得ない情報を記していたことから、警察はこの人物を「真犯人」であると断定したが、同時に、これまで行われた複数件の犯行予告のうち、無実の二人が自白を強要されていた可能性も高まり、これがネット上で物議を醸すことになった。 その一人となったのは、明治大学の学生(19)だ。6月29日、横浜市のホームページに横浜市保土ケ谷区内の小学校を名指しして「襲撃してガキ共皆殺しにしてやる」と書き込みしたとされ、神奈川県警保土ケ谷署によって7月2日に誤認逮捕された。 当初、学生は容疑を否認していたが、取り調べが進むにつれ「楽しそうな小学生を見て、自分にはない生き生きさがあり、困らせてやろうと思った」と発言した、と伝えら