先日のエントリーのはてブで、takehiko-i-hayashiさんが、 takehiko-i-hayashi なるほど/二重盲検は、むしろ介入の無作為化の「無作為性」を護るために必要という感じかなあと。(キモは当然「無作為化」の方にあるが、非盲検だと無作為割付後にバイアス/交絡が忍びこむ余地が残る) 2012/05/07 はてなブックマーク - takehiko-i-hayashi のブックマーク このように書いて下さっていました。 代替療法や統合医療の話ではしばしば、盲検法について議論が起こります。そこで、ちょっとこの概念の意義について考えてみたいと思います。 まず結論から言うと、私はブラインドテストの意義は、「正確に効果を調べるために“因子を切り分ける”」という所にあると思います。以下、不案内な方が読まれる事も想定して、基本的な部分から詳しく書きます。 今、とある地域に、特定の病気に
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