気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 福島第一原発から20~30キロメートル圏内に位置し、ほとんどの村民が村外で避難生活を送っている川内村の遠藤雄幸村長は1月31日、「帰村宣言」を行った。現在、郡山市に置かれている村役場を4月から、元来あった村内に戻し、村の小中学校なども再開する――という内容で、原発事故で避難した県内9町村では初めての「帰村宣言」になった。 現在、村は一部が警戒区域、そして大部分が計画的避難区域に指定され、250人ほどが村内で生活している。新聞記者当時、取材だけでなく、友人を訪ねて何度も通った川内村は、今どうなっているのだろうか。「帰村宣言」の翌々日の2月2日、村を訪ねた。 無理に戻ってと言うわけではない 福島市の福島西インターチェンジから東北自動車道に入り、磐