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ブックマーク / shimana7.seesaa.net (5)

  • 【解説】ネオニコチノイド系農薬の規制強化について: Memories of the Past by Takashi NAGAI

    現在、環境省では農薬の登録保留基準に対するパブコメの募集が出ています。 平成28年6月6日 「水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準値(案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について http://www.env.go.jp/press/102614.html この中で、 「(参考2)水産動植物の被害防止に係る農薬登録保留基準として環境大臣の定める基準の設定に関する資料」 を見ると、11種類の農薬の基準値の根拠が示されています。 このうち、クロチアニジンとチアメトキサムという 二つのネオニコチノイド系農薬に注目です。 ネオニコチノイド系農薬の生態影響についての規制が今年度から強化され、 新ルール下での初の基準値設定がこの二つになるのです。 まずはこの規制強化の流れをおさらいしてみます。 これまでの制度では、 魚類(コイ)、甲殻類(オオミジンコ)、藻類(Pseudokirchne

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2016/06/22
    良記事
  • 「基準値のからくり」という本を出版します: Memories of the Past by Takashi NAGAI

    重要な告知とはの出版についてです。 いよいよ今週発売となりました。 講談社ブルーバックス 「基準値のからくり~安全はこうして数字になった~」 村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸充生 著 税込み994円です。 http://www.amazon.co.jp/dp/4062578689/ref=cm_sw_r_tw_dp_WG1Mtb03D9WW0 安全に関するとしては、類を見ない面白いになったと思います! このは巷に良くある、 〇〇は安全か危険か、ということを論じたではありません。 私たちの安全を守る基準値というものは いったいどんな風に決まっているのか? その根拠を探ってみると、それは純粋に驚きの連続であって、 知的好奇心をビリビリ刺激する新しい世界が広がっていた! というなのです。 例えば、お酒はなぜ20歳からなのか? 大人よりも子供の方がアルコールの害が 出やすいことは科学

    「基準値のからくり」という本を出版します: Memories of the Past by Takashi NAGAI
  • 内部被爆と外部被爆: Memories of the Past by Takashi NAGAI

    コメの放射性セシウム暫定規制値超過がニュースになっています。 セシウムが平均500Bq/kg(暫定規制値ちょうど)のコメを 一日150g(ほぼ成人摂取量の平均値)毎日べ続けたとして、 年間被曝が約0.3mSv。 このコメを10kgの袋で年に一度買ってべた場合、0.05mSv/年。 ただし、自然由来の内部被曝量が0.3mSv/年程度。 地元で採れたコメをべ続ける地元住人が最もリスクが高そうです。 計算はココを使った↓ http://hp.vector.co.jp/authors/VA047235/radiation.html Cs134とCs137ほぼ同割合で存在すると仮定して計算。 ただし、規制値超過のコメが採れた地点の空間線量を見てみると、 やはり周りよりも高いホットスポット状になっていて 3μSv/h程度になっています。 ここで、屋内では線量が20%になると仮定し、 屋外で8時間

    takehiko-i-hayashi
    takehiko-i-hayashi 2011/12/01
    リスク評価の「縦割り」問題。リスクガバナンスの設計自体に欠陥がある
  • 久しぶりにレギュラトリーサイエンスについて: Memories of the Past by Takashi NAGAI

    10月4日(火) 農業環境技術研究所にて、 第11回有機化学物質研究会が開催されます。 (http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/sympo/h23/20111004.html) 今年のテーマは 「化学物質と人間・環境との調和を目指すレギュラトリーサイエンス」 になりました。 私自身、このようなテーマを念頭に仕事を行ってきたつもりでしたが、 案外きちんとレギュラトリーサイエンスについて 整理をしたことがなかったことに気が付きました。 産総研の安全科学研究部門の方達に相談し、 研究会での講演をお願いするとともに 規制科学ワーキンググループ(仮称)を立ち上げ勉強会も開催しました。 ちなみに、レギュラトリーサイエンスの 農林水産省による定義は http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/regulatory_science/inde

  • 放射性物質のリスク評価(食品安全委員会)についての意見: Memories of the Past by Takashi NAGAI

    品安全委員会から、以下のようなパブリックコメントの募集があったので、 提出してみました。 放射性物質の品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御意見・情報の募集について http://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc1_risk_radio_230729.html この件に関しては、生涯の被ばく量の上限が100 mSvと結論付けられており (書き具合が非常にあいまいですが。。。) リスク分野では非常に話題になっています。 林岳彦さんや http://d.hatena.ne.jp/takehiko-i-hayashi/20110816 岸充生さんが http://www.aist-riss.jp/main/modules/column/atsuo-kishimoto011.html これに関して、大変すばらしい意見を書いてくださっています。 私の意見は、 仮

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