「コックピット日記」は5人の機長が毎月交替で、パイロットに関する話や日常の乗務で出合ったこと、ちょっとした役立つ情報などを、読者の皆様にお届けするエッセイです。 2018年6月14日号(Captain 171 737の得意技)をもってホームページでの連載を終了いたしました。
「コックピット日記」は5人の機長が毎月交替で、パイロットに関する話や日常の乗務で出合ったこと、ちょっとした役立つ情報などを、読者の皆様にお届けするエッセイです。 2018年6月14日号(Captain 171 737の得意技)をもってホームページでの連載を終了いたしました。
・なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想 この本の批判する「ビジネス書」というのは、いわゆる自己啓発系や能力開発系ではない。『エクセレント・カンパニー』『ビジョナリー・カンパニー』のような、本屋の経営学コーナーの真ん中に、経営の科学書としてディスプレイされている本のことである。 「経営者も記者も大学教授もコンサルタントも含めて、私たちが企業パフォーマンスを決定する要因だと思っている多くの事柄は、業績を知ってそこに理由を帰した特徴に過ぎないのである。」 原題の「The Halo Effect」(ハロー効果、後光効果)とは、物事の特徴的な側面を見ると、その他の面に対する評価も影響を受ける認知バイアスのこと。多くのビジネス書は、好業績の企業を分析して、成功要因を抽出するが、著者はその方法論に異を唱える。 企業の財務業績が良いと、戦略も企業文化も人事制度も商品品質もCEOの能力も人柄も、
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