格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは24日、5月19日から10月25日にかけて国内線・国際線合わせて最大2088便の運航を中止する可能性があると発表した。この期間の運航予定便数全体の16.2%に当たる。病欠者の数が想定を超え、新たな要員の手当ても見通しを下回ったため、必要な乗務員を確保できなかったことが理由。5、6月の448便については減便が確定した。 減便の可能性があるのは、国内8路線と国際2路線。既に計2万6175人が予約済みで、ピーチは自社便への振り替えか払い戻しに応じる。対象全便が運航を中止した場合、減収は30億円に上るという。