滋賀県で「近江(おうみ)県」「琵琶湖県」などを例に県名変更を巡る議論があり、県がその是非を県民に問う調査をしたところ「変える必要はない」が82・8%に上り、「変えたほうがよい」の6・5%を大きく上回った。 都道府県名の認知度が全国最下位という民間調査の結果を受け、2月県議会で、近江牛などで知名度がある「近江」への変更を県議が知事に提案。6月の県政世論調査の中で、20歳以上の県民3000人(回答者1561人)に是非を聞いた。三日月大造知事は27日の記者会見で、「今の県名への強い支持が確認できた」と述べつつ、知名度アップに努める考えを示した。