はじめに 第1回目の本稿は、実際にテストコードを書く前に、基本的な考え方である「なぜテストコードを書くのか?」を解説します。 対象読者 JavaScriptの基本をある程度理解している方 テストコードをこれから書こうと考えている方 頻繁な変化への対応 まずは、開発現場で多く行われている基本的な考え方を振り返り、テストコードがなぜ必要なのかを考えて行きたいと思います。 これまでのテストの考え方 まずは、一般的なウォータフォールモデルを例に考えてみましょう。通常ウォータフォールモデルでは、設計→実装→テストという順番で、作ったものを最後にテストします。最後にテストを行うというのは、言い換えると「品質を最後に担保する」と言えます。 また、最後にテストする場合は、通常テスト仕様書などを作成した上で必要なテストパターンを洗い出し、手動でテストを実施します。 変化への対応が求められている スタートアッ
![なぜJavaScriptでテストコードを書くのか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d12f4c01506563d6923f0acb1900a7771a4bc6a8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F7257%2F7257_t.gif)