【タービンジェットエンジンT-32の内部構造】 【T-32タービンエンジン内部構造】 (↑写真をクリックすると、大きく表示できます) (←ジェットエンジンの材質測定はこちらから) 燃焼室後部からベーパライザパイプに細い燃料パイプが 挿入され、2箇所に点火用ガスが引き込まれます。 テスト運転後の燃焼室の焼けは全周に渡って均一で 特に異常高温にさらされた痕はありません。 エアー導入による燃焼室の全面冷却がバランスよく いっているものと思われます。 適当に製作したジェットエンジンも燃焼させることは あまり難しくありませんが、内部で完全燃焼させて、 かつ、排気温度をタービンの耐熱を考慮して700℃以下 に抑えることが非常に困難です。 また燃焼室全面の冷却を考慮したエアーの流れが、 エンジンの耐久性に大きく関わってきます。 その点では、かなり完成度の高いエンジン・・でしょう?