2008年7月18日、ツール・ド・フランス第13ステージが182kmの平坦コースで行なわれ、この日も他を寄せ付けない爆発的なスプリントを発揮したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームコロンビア)が優勝を飾った。弱冠23歳のカヴェンディッシュは今大会4勝目。総合上位陣は集団内でゴールしたため総合成績に変動は無い。 ツールはピレネーを離れて決戦地アルプスに向かう。第13ステージはナルボンヌからニームまで、地中海と並走する182kmで行なわれた。中盤に3つの4級山岳が設定されているものの、全体的には難易度の低い平坦コース。アルプスを前にした本格的なスプリントバトルが繰り広げられた。 快晴のナルボンヌをスタートしたのは158名の選手たち。ニュートラルゾーンを終え、先導車に乗るクリスティアン・プリュドム氏が正式スタートを告げた次の瞬間、ニキ・テルプストラ(オランダ、チームミルラム)とフロー