テレパシーが語られる際に必ず言及される元祖ウェアラブルデバイスのグーグルグラス。その提案する製品価値は必ずしもテレパシーの狙っているソーシャルコミュニケーション領域に限定されていませんが、インターネット環境を現実世界に浸透させ、シームレスに体験可能にしようとする方向性は本来非常に近いアイデアです。それぞれが持っている未来への強いビジョンや行動力は、これらの新しい価値観や(今までに存在しなかった)製品環境を広めていく際に必要となる文化運動的な原動力ではないか?と感じます。 ところがその一方、グーグルグラスのチームがSXSWで開催したテクノロジー・カンファレンスの内容が公開されているのですが、驚くほど反響が少なく会場の盛り上がりが無いのはナゼだろう?と思うのです。 もしかすると「それは何のために提供され、それがどういった価値を届けてくれ、それが普及した結果どのような素晴らしい世界を創造するのか