経済、ビジネス、情報通信、メディアなどをテーマに、専門家が実名で発言することで政策担当者、ジャーナリスト、一般市民との交流をはかる言論プラットフォーム
先日、シャープはGALAPAGOS(ガラパゴス)を米国、中国、インドなどで海外展開する事を表明した。メインのフォーマットとしてはePubが採用されることとなった。日本ではXMDFをメインのフォーマットにしているのでシャープが世界標準に屈したと思う人もいるかもしれない。また世の中には日本のガラパゴスがXMDFをメインのフォーマットにしていることで「世界標準ではない」と頭ごなしに批判する人がいる。これら人はXMDFどころかPDFやePubなど各フォーマットがなにを目指しているのかまったく理解していない。今回はこれらのフォーマットを比較してシャープの戦略について考察してみよう。 XMDFのフォーマットを語る前に、まずPDFとePubを比較しておくと話が理解しやすくなる。なぜなら、XMDFはPDFとePubの両方のいいところを兼ね備えているからだ。 PDFといえばソフトウェアや電気製品の説明書など
アップルのiPadの登場で、出版業界に激震が走っています。アマゾンのキンドルでは対岸の火事だった書籍の電子化が、日本でも進む可能性が出てきたためです。日本でも携帯端末では電子書籍が普及しており、今後はタブレット端末やPCでも出てくるでしょう。しかし日本の書籍流通は委託販売や取次の寡占など特殊な条件があり、出版社は書籍の電子化に消極的です。 こうした問題を乗り越え、書籍の電子化を実現するにはどうすればよいのでしょうか。また電子出版で収益はどこにあるのでしょうか。著作権の処理は、どうすればいいのでしょうか。こうした問題を考え、日本のメディアの硬直した状況を変えるため、「アゴラ」ではシリーズでセミナーを3回行ない、そのまとめとしてシンポジウムを開きます。電子出版ビジネスを考えているみなさんに参加していただき、情報交換の場にしたいと思います。 セミナー 第1回 3月4日(木):佐々木俊尚(ITジャ
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