ついに広島カープが25年ぶりのセントラルリーグ優勝を果たした。今回は、東洋経済オンラインの執筆陣随一の広島ファンとしても知られる、投資銀行家のぐっちーさんが特別寄稿。9月10日の東京ドームでの「歓喜の瞬間」は終わったが、広島の栄光は続きそうだ。なぜそう断言できるのか。「数字と人の心が見事にかみ合っているチーム」。それが、広島カープだからだ(文中の年俸は推定)。 なぜカープは「チーム一丸」となれたのか いや~、みなさん、やりましたぞ。ついに歓喜の時を迎えました。雌伏25年の年月を越え、わがカープが優勝を果たしました。 幸運なことにワタクシは東京ドームでその時を迎えることができ、もう何とも言いようがありません。マウンド上では鬼神のごとく振る舞い、感情をめったに表に出さないクールな黒田投手が胴上げで号泣する姿を見て、もうもらい泣きであります。新井さんと抱き合っている姿を見て再び号泣……。 カープ