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ブックマーク / number.bunshun.jp (30)

  • 国民の心に火をつけるリバプール。CL制覇を実現できる幾つかの理由。(山中忍)

    CL優勝か――。 4月半ばのイングランド国内は、にわかにざわめいている。 プレミアリーグは、首位のマンチェスター・シティが戴冠秒読み状態に入った。そのシティを、リバプールはCL準々決勝で合計スコア5-1で下した。 プレミア対決を制したリバプールは欧州制覇できるか。サッカー好きな庶民の一大関心事と言えるかもしれない。 そもそも、リバプールは英国人の琴線に触れるクラブだ。例えば3点差を追いつき、PK戦の末にミランを下した2004-'05シーズンのCL制覇は、「イスタンブールの奇跡」として記憶されている。 また今から3年前には、1989-'90シーズン以来のリーグ優勝に肉薄。“レッズ”生え抜きのキャプテンだったスティーブン・ジェラードにとって悲願達成のラストチャンスだったこともあり、タイトルを争っていたシティのファンを除く全国民がリバプールの背中を押している、と言われたほどだ。 加えて、現チーム

    国民の心に火をつけるリバプール。CL制覇を実現できる幾つかの理由。(山中忍)
    takepon80
    takepon80 2018/04/14
    ローマを撃破したらホントに考えよう。。
  • 優しい人間は生き残れない世界で。広島・大瀬良大地が求める強さの形。(前原淳)

    イニング途中で交代が告げられても、広島大瀬良大地はマウンドを降りようとはしない。 交代に抗議の意志を示しているのではない。自分への怒りというわけでもない。 理由は、代わりに登板する中継ぎ投手に声をかけるためだ。 7月18日、甲子園での阪神戦がそうだった。9点の大量援護をもらい、7回まで3安打投球。だが、8回に2四球などで満塁とし、押し出し死球で失点をした直後に交代を告げられた。点差や球質を考えると厳しい継投の判断。自他への怒りで足早にベンチに引き上げても不思議ではないが、大瀬良はリリーフカーに乗る2番手・中崎翔太がマウンドに来るまで待った。 「ごめん。頼んだ」 そう言ってマウンドを降りる。 大瀬良という選手はそういう投手なのだ。 「優しい人間は生き残れない」と言う人もいるが……。 その日だけじゃない。降板しても、ベンチの最前列で声を張り上げる。好投しても、不甲斐ない投球であったとしても、仲

    優しい人間は生き残れない世界で。広島・大瀬良大地が求める強さの形。(前原淳)
  • 野球とサッカーとバスケで合計102。プロチームがない都道府県はどこ?(堀井憲一郎)

    プロバスケットボールBリーグの初年度は、栃木のチームが優勝した。 リンク栃木ブレックス。 栃木県のプロチームが優勝するのも珍しい。というか、栃木県をホームにしたプロチームそのものが珍しい。 最近のプロスポーツチームは、どこが拠地であるかを明確にしている。プロサッカーでそれが明確になり、プロバスケットもそれに倣っている。日各地に拠地が構えられている。 ただ、拠地制度はべつだん新しいものではない。 地元を応援しよう、というのは、ずいぶん昔からある。 相撲の番付には、いまでも必ず出身地が書かれている。「茨城 稀勢の里寛」「モンゴル 白鵬翔」「大阪 豪栄道豪太郎」と書かれている。豪栄道は豪太郎って言うんです。 江戸の昔から書かれていた。「陸奥 谷風梶之助」「近江 小野川喜三郎」「信濃 雷電為右衛門」。強い力士は国の自慢でもあった。“わしが国さで見せたいものは、むかしゃ谷風、いま伊達もよう”

    野球とサッカーとバスケで合計102。プロチームがない都道府県はどこ?(堀井憲一郎)
  • 愛される以上に、本人が広島を……。“ほぼ日本人”エルドレッドという男。(前原淳)

    出張先で会った人に突然、真顔でこう聞かれた。 「広島に住んでいるなら、エルドレッドがママチャリに乗っているところを見たことありますか?」 なんじゃそれはと思ったが、それほどプロ野球ファンの間に浸透しているのかと驚いた。 確かに、あの大きな体のブラッド・エルドレッドがママチャリに乗るという話はインパクトはある。だがそれ以上に、こんなにも多くの人に愛されている選手なのだなと再認識させられた。 豪快なアーチのインパクトだけでない。 他にも多くの魅力が196センチ122キロの体には詰まっている。 外国人選手としての球団史上最長契約記録も目前に。 日に来て、もう6年になる。 今年7月には、37歳を迎える。 昨年オフ、新たに2年契約を交わした。このまま7年在籍となれば、2度の日一に貢献したジム・ライトル('77~'82年)を抜き、外国人選手として球団史上最長となる。異国の地で輝かしい成績とともに、

    愛される以上に、本人が広島を……。“ほぼ日本人”エルドレッドという男。(前原淳)
  • 降格圏の広島、データは意外と……?シュートやパスは優勝した年より上。(原山裕平)

    サンフレッチェ広島が、まさかの低空飛行を強いられている。 J1リーグ第15節を終えて17位。ここ5年で3度の優勝に輝いた強豪クラブに、いったい何が起きたのか――。 主力の流出、世代交代の遅れ、あるいは長期政権によるマンネリ化……。 考え得る要因はいくつかあるだろうが、ピッチ上のパフォーマンスを考察するうえで、データはひとつの重要なツールとなるだろう。優勝した2015年と今年のデータを比較すれば、その原因が浮かび上がるのではないか。 しかし、紐解いたデータには、よもやの数字が弾き出されていた。 2015年と2017年の広島のデータを比較してみると……。 今回参考にしたのは、データスタジアム社が提供する『Football Lab』に記載されたデータだ。このサイトではシュート数やポゼッション率といった基スタッツだけでなく、パス交換のランキングや、30メートル進入回数など、詳細なデータも知ること

    降格圏の広島、データは意外と……?シュートやパスは優勝した年より上。(原山裕平)
  • 広島が仕掛ける打順革命、思想は?新井が5番ではなく6番に座る理由。(前原淳)

    今年も広島打線は他球団の猛威となっている。交流戦までの49試合(5月28日現在)で、いずれもトップの打率2割7分8厘は、チーム打率2位のDeNAに2分7厘差、256得点はチーム得点2位の阪神に67得点差をつける。 1番から3番まで田中広輔、菊池涼介、丸佳浩の不動のタナキクマルトリオに、今年は4番に若い鈴木誠也が定着した。だが、固定された選手たちが結果を残すだけでなく、選手を入れ替えながら起用している。石原慶幸と會澤翼が併用される捕手を含め、49試合で打線は29パターンにのぼる。 先発入れ替えは、ベテラン新井貴浩であっても、現在三冠王も視界に入れるブラッド・エルドレッドであっても例外ではない。昨年の日シリーズ初戦でリーグMVPの新井を先発から外すことに躊躇しなかった。 打順を、あくまでも「つなぎ」「連結」で考える。 各打順をタイプ別に配置するのではなく、打順の前後のつなぎ、「連結」を常に考

    広島が仕掛ける打順革命、思想は?新井が5番ではなく6番に座る理由。(前原淳)
  • カープに“当たり前の規格外”が。記録では語れない菊池涼介の貢献。(前原淳)

    真っ先に守備を語られがちだが、2ケタ塁打を通算3度、盗塁数を4年連続で2ケタに乗せるなど攻撃面でも大きく貢献している。 壇上でスポットライトを浴びるセ・パ両リーグのベストナインに選ばれた選手たちの晴れやかな表情を、ライトが消された丸テーブルに座った菊池涼介が眺めていた。 11月28日、都内のホテルで行われた「NPB AWARDS」。セ・リーグの二塁手部門は、40票差でヤクルト山田哲人に譲った。チームメートの新井貴浩が選ばれたMVPの得票数も2位だった。2年連続トリプルスリー、精神的支柱ともなった広島のシンボル的ベテランの存在感には勝てなかったのか――。まばゆい壇上と薄暗いテーブル席に、野村克也氏が「王、長嶋がヒマワリなら、俺は月見草」と例えた言葉が思い出された。 今年の菊池の働きもまた月夜にひっそりと咲く月見草のようだったのかもしれない。花言葉にある「無言の愛」で広島を支えた献身性は、派

    カープに“当たり前の規格外”が。記録では語れない菊池涼介の貢献。(前原淳)
  • 最高のチームメイトを失ったイチロー。フェルナンデスに送った最後の言葉。(笹田幸嗣)

    誰もが自分の目を、耳を、疑った。それはイチローも同じだった。 「(通訳の)アランから連絡があって、なに言っているの? って……。最初はアランの頭がおかしくなったのかと思った」 9月25日、午前9時。試合開始4時間前のことだった。ボート事故によるホゼ・フェルナンデス投手の急死の訃報にイチローだけでなく、マーリンズ関係者の誰もが頭の中を整理できずにいた。深い悲しみに包まれ、試合はキャンセルされた。 わずか11時間前まで、彼はチームメイトとともに、そこにいた。 屈託のない明るい性格で常に笑顔を振りまき、マウンドに上がれば三振の山を築き、スコアボードに「0」を並べる。今季も16勝、253奪三振、チームの絶対的エースだった。自信に満ち溢れたパフォーマンスと喜怒哀楽を素直に表現する立ち振る舞いはまさに“やんちゃ坊主”そのものだったが、24歳の輝かしい未来は突然に消えてなくなった。 イチロー「後ろで守っ

    最高のチームメイトを失ったイチロー。フェルナンデスに送った最後の言葉。(笹田幸嗣)
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    takepon80 2016/10/13
  • あの悔しさが広島優勝の原動力に。1996年メークドラマの「悲劇」。(鈴木忠平)

    「リメーク・ドラマ」 今年8月、プロ野球の現場では、こんな言葉が囁かれていた。 11ゲーム差をつけて、首位を独走していた広島が、2位巨人に徐々に差を詰められていた。関係者やファンの脳裏をよぎったのは1996年、11.5ゲーム差をひっくり返されて優勝を逃した悲劇、いわゆる巨人にとっての「メークドラマ」だった。 当時と状況が酷似していることから、何度も、何度も、20年前のことが掘り起こされ、その再現という意味で、冒頭の言葉が生まれたのだ。 そんな中、こう断言する男に会った。 「大丈夫。今年はそんなことは起こりませんよ」 野村謙二郎だった。 広島25年ぶりの優勝の、種を蒔いた人・野村謙二郎。 '96年、3番遊撃手のチームリーダーとして、あの悲劇を経験したレジェンドだ。果たして、野村の言葉を聞いてから2週間後、カープはついに四半世紀ぶりの扉を自分たちの手で開けた。 今シーズンの圧倒的なリーグ制覇が

    あの悔しさが広島優勝の原動力に。1996年メークドラマの「悲劇」。(鈴木忠平)
  • 40回以上の逆転はなぜ生まれたか?石井琢朗がカープに施した打撃改革。(前原淳)

    もともと投手として大洋に入団した石井コーチ。ヤクルトのアンダースロー・山中浩史への対策として、自ら打撃投手まで買って出るほどの熱血指導者である。 9月10日、スタンドの半分が真っ赤に染まった東京ドームで、広島の25年ぶり優勝が決まった。選手たちがマウンドに向かって駆けていったベンチで、緒方孝市監督がコーチ陣と握手、握手……。すると両手でハイタッチしたあとに、石井琢朗打撃コーチは指揮官の胸に飛び込んだ。 顔をくしゃくしゃにして、泣いていた。 得点力不足と言われた昨季から、石井コーチは2人の打撃コーチとともに打撃改革に踏み切り、“ビッグレッドマシンガン”“逆転の広島”と呼ばれる打線を作り上げた。決して簡単ではないミッションを果たした男たちの涙だった。 昨季終了後、担当が守備走塁から打撃に変わった。守備でも、走塁でも、やり残したことはあった。ただ、それでも球団からの打診に首を横に振れなかった。託

    40回以上の逆転はなぜ生まれたか?石井琢朗がカープに施した打撃改革。(前原淳)
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    takepon80 2016/09/13
  • たった5球で3連戦の流れを変えた男。広島・今村猛が目指す「新しい自分」。(前原淳)

    5球に思いを込めた――。 4月上旬、甲子園での阪神3連戦の2戦目。広島の今村猛は、6回2死から迎えた江越大賀にすべて直球勝負で挑んでいた。 ファウル、ボール、ファウル、ファウル。 最後の147キロは江越のバットの上を通り過ぎた。乾いたミット音が、甲子園を360度埋めた虎党の歓声をため息に変えた。 流れは完全に阪神にあった。4回に江越が広島先発黒田博樹からセンターバックスクリーンへ先制2ラン。4回には、その黒田が打球を左足に受けて降板するアクシデントもあった。さらに、広島は前日の土壇場9回にサヨナラ負けを喫している。今季初の拠地での3連戦で、金阪神を応援する虎党のボルテージは上がる一方だった。 響き渡る大歓声の中、黒田の緊急降板によって5回からマウンドに上がっていた今村は冷静だった。 「流れを変えたかった。とにかくテンポよく投げようと。そして、あそこは三振を狙っていた」 野球には流れがあ

    たった5球で3連戦の流れを変えた男。広島・今村猛が目指す「新しい自分」。(前原淳)
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    takepon80 2016/04/15
  • 東京を走らないなんてもったいない。東京がランに向いている10の理由。(NumberDo編集部)

    ランに向いている街、走りたくなる街といったらどこを思い浮かべますか? 例えば、気候がよく、爽やかな風の中を走れるホノルル。全米住みたい街No.1で、文化も魅力的なポートランド。世界最大規模のロンドンマラソンが開催され、市内にランドマークが多く走って楽しいロンドン。日なら街並が美しく、鴨川に沿ってどこまでも走れそうな京都。思い浮かべる街は人それぞれだと思います。 だけど、走りたくなる街と聞いて「東京」をあげるランナーは少ないのでは? ビルばっかり、車が多い、信号にひっかかる、空気もきれいじゃない。そんなイメージの東京を、あえて「走る街」として見直してみると、これがなかなか面白い街なんです。 発売中のNumber Do vol.25「TOKYO RUNNING GUIDE」では「東京は世界一のランニングタウンだ!」と言い切って、走る街としての東京の魅力を探ってみました。以下、編集部が見つ

    東京を走らないなんてもったいない。東京がランに向いている10の理由。(NumberDo編集部)
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    takepon80 2016/04/04
  • 今冬の移籍はプレミア史上最高額!?バーディー、ベイル、そして武藤嘉紀。(山中忍)

    年が明け、冬の移籍市場も開幕した。チームの目標が優勝であれ残留であれ、今冬も単価が数億円を下らない移籍金がプレミアリーグ勢によって市場に投じられる。 「通年で選手を獲得できた昔は良かった」が口癖で、特にシーズン半ばの市場には否定的だったアーセン・ベンゲル監督でさえ、「プレミア過去最盛況の冬」を予想している。 上昇の一途を辿るテレビ放映権収入のおかげで、新契約が始まる来季のプレミア勢は最下位でも現状5割強増しの9900万ポンド(約180億円)の分配金を得る。購買意欲が湧くわけだ。ベンゲル率いるアーセナルは12年ぶりのリーグ優勝に向けて、前半戦で故障者が重なったセンターハーフの補強が最優先課題。噂されたバーゼルのモハメド・エルネニーは、すでに移籍金740万ポンド(約14億円)で獲得した。 だが、冬の人気商品と言えばストライカーだ。冬の市場で過去最高の総額2億3500万ポンド(約423億円)を記

    今冬の移籍はプレミア史上最高額!?バーディー、ベイル、そして武藤嘉紀。(山中忍)
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    takepon80 2016/01/15
  • 黒田博樹の「男気」に染まった広島。後はポスト・マエケン問題だけだが……。(前原淳)

    2015年の反省と2016年の希望――。 Number Web版“プロ野球・ゆく年くる年”企画は、全12球団の短期集中コラムシリーズです。年末年始にかけて、全12球団の2015年の振り返りと2016年の夢を、チームへの思い入れたっぷりの筆致でお伝えいたします! 第6回目はエース前田健太がメジャーに旅立ち、黒田博樹が残留発表した、広島東洋カープです。 安心してください、続けますよ――。 '14年年末の復帰発表に続き、'15年の年末にも広島ファンを喜ばせるニュースが飛び込んできた。「黒田、現役続行」。ポスティングシステムで大リーグ移籍が濃厚な前田健太の流出を嘆くファンの「マエケン・ロス」を吹き飛ばした。広島の'15年流行語を決めるとすれば、文句なしで「男気」となるだろう。クライマックスシリーズ進出を逃したことで、より黒田色の強い1年となった。 20億円前後のオファーを蹴って帰ってきた黒田にファ

    黒田博樹の「男気」に染まった広島。後はポスト・マエケン問題だけだが……。(前原淳)
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    takepon80 2015/12/31
  • 「言いたくない」「揉めたくない」プロ野球選手の年俸、悲喜こもごも。(米虫紀子)

    12月は契約更改の季節だ。 金子千尋や平野佳寿といった主力選手のFA権取得が重なった昨年に比べると、今オフのオリックスは穏やかだった。 チーム成績が昨年の2位から5位に沈んだこともあり、選手たちは毎日粛々と判を押した。12月17日までにすべての選手が更改を終え、保留者は出なかった。 昨年も保留したのはT-岡田1人で、以前に比べると、保留する選手は減っている印象がある。約10年間、契約更改の席についている横田昭作球団副部長は、「そういうイメージはないが、その時々で(保留選手が)かたまる傾向はあるかもしれない」と話す。 確かに、1人保留者が出ると、後の選手も保留しやすい面はあるだろう。 選手年俸を“推定”する方法。 ところでこの時期は毎日何人ものプロ野球選手の推定年俸が公表されていくが、その数字はどのように弾き出されているのだろうか。 球団との契約更改交渉を終えた選手は、その足で記者会見に臨

    「言いたくない」「揉めたくない」プロ野球選手の年俸、悲喜こもごも。(米虫紀子)
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    takepon80 2015/12/24
  • 史上初、プロに六大学出身監督ゼロ!成績でも押される名門リーグの苦悩。(小関順二)

    5月30日、慶応大を下し東京六大学野球春季リーグで6季ぶり、44度目の優勝を果たした早稲田大。大学選手権では、東都を中心とした他リーグの代表校に対し真価を発揮できるか。 予想が難しい大会だが、早稲田優勝を予想! 早稲田大、専修大の別ブロックで目を引くのは愛知学院大・大蔵彰人(3年)、流通経済大・生田目翼(3年)、大阪商業大・岡田明丈(4年)、神奈川大・濱口遥大(3年)の4校とそのエースたちだ。大蔵は昨年の選手権で2回戦の道都大戦を5回無失点、準決勝の神奈川大戦を4回2失点という実績があり、神奈川大の濱口はこの大会をきっかけに全国区に名乗りを挙げている。私は個人的にスカウトたちの評価が高い岡田がどんなボールを投げるのか興味がある。 かけ足で有力校の戦力分析と今大会のみどころを紹介したが、今年ほど上位進出校を予想するのが難しい年はない。それでもあえて8強進出校を予想すれば、愛知学院大、流通経済

    史上初、プロに六大学出身監督ゼロ!成績でも押される名門リーグの苦悩。(小関順二)
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    takepon80 2015/06/08
  • CL決勝直前、ユベントスに緊急事態!!圧倒的悲観論とテベス&モラタの覚悟。(弓削高志)

    2年前、プラティニ、バッジオ、デル・ピエーロが受け継いできた“優雅な”10番をテベスが引き継ぐことに動揺するファンも多かった。今、彼の背番号に疑問を挟む者は誰もいない。 12年ぶりのCLファイナルへ、ユベントスは手負いの状態で挑む。 チームが余念なく戦術練習に臨んでいた3日、緊急事態が発生した。守備陣の要であるDFキエッリーニが左脚ふくらはぎを痛め、クラブは翌日、肉離れの診断結果と決勝戦欠場を正式に発表した。 イタリア王者自慢の“守備のB-B-Cトリオ(バルザーリ、ボヌッチ、キエッリーニ)”の一角が、決勝戦番を前に崩れた。キエッリーニの離脱は、指揮官アッレグリが決勝戦用に描いていたゲームプランが大きく狂ったことを意味する。 欧州カップ戦での手腕を見込まれて、今季からユーベ監督に就任したアッレグリは、今大会グループリーグのオリンピアコス戦から4バックを格的に導入し、ユーベに2年ぶりの大会

    CL決勝直前、ユベントスに緊急事態!!圧倒的悲観論とテベス&モラタの覚悟。(弓削高志)
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    takepon80 2015/06/05
  • 広島・大瀬良の初白星に隠された、優勝した24年前との奇妙な一致。(Number編集部)

    そのとき、編集部は重苦しい空気に包まれていた――。 7年ぶりに日へ帰ってきた黒田博樹と広島カープの特集を組むことが決まり、シーズン前から広島入りして取材を進めていた。「Number」創刊35年にして、初めての広島カープ特集。それは企画会議での編集長の一言から始まった。 「なんじゃいうても、今年は黒田とカープで決まりじゃけん!」 ところが、幕をあげるや、当のカープは3月31日のDeNA戦から4月7日の巨人戦で7連敗。威勢のいい啖呵も虚しく響く。早くも2勝8敗だ。開幕戦ではエース前田健太が勝てず、その時点で勝ち星をあげていたのはジョンソンと黒田だけだった。 7連敗が確定した瞬間、編集長はテレビの前から早々に立ち去った。 7連敗は大瀬良大地で始まり、大瀬良で終わった。 振り返れば、この7連敗は大瀬良大地で始まり、大瀬良で終わった。初先発のDeNA戦は守備の綻びをきっかけに初回から4失点し、打線

    広島・大瀬良の初白星に隠された、優勝した24年前との奇妙な一致。(Number編集部)
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    takepon80 2015/05/28
  • DeNAが配布した12万個のヘルメット。使い道はインテリア、照明、呪術!?(村瀬秀信)

    筆者はヘルメット2つを4月12日に行なわれた東京野球ブックフェアの売上金入れとして活用しました。残りの3つはまだ部屋の中に堆積。 ヘルメット 【Hell-met】 1、かつて地獄に出会ったことのある人や球団が、再びその災厄によって思考停止状態に陥らないように頭部を防護するプラスチック製の御守り。有名な例では2015年の開幕戦に横浜DeNAベイスターズが過去の厄払いを兼ねて入場者に配ったものがある。2、駒田徳広が守備中にかぶる帽子。 ……というのは、4月1日に書いたウソの解説であるのだが、今年の開幕6連戦で横浜DeNAベイスターズが、総計12万個のヘルメットを入場者に無料配布したというのは、ウソのような当の話であった。 その話が表沙汰になったのは今年の1月26日。横浜市開港記念会館で行なわれた『次の、横浜DeNAベイスターズ発表会』でのこと。今季からチームカラーが海と港をイメージした『横浜

    DeNAが配布した12万個のヘルメット。使い道はインテリア、照明、呪術!?(村瀬秀信)
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    takepon80 2015/04/21
  • 鯉の“エース”黒田の立ち居振る舞いを見よ。~マウンドで醸し出す独特のオーラ~(石田雄太)

    広島に黒田博樹が帰ってきた。3月8日、オープン戦の初登板を迎えたバリバリのメジャーリーガーは、5回ワンアウトまで、打者13人をすべてアウトに取った。まるでボクシングの如く軽快なテンポで効果的なパンチを繰り出し、1ラウンドを3分ずつで片づけていく。 5回途中までに費やしたのは16分15秒、投げたのは39球。自在にボールを操った黒田は、一人あたり3球で13のアウトを積み重ねた。試合後、黒田は言った。 「どんどんストライクゾーンで勝負していって、バッターにプレッシャーを掛けていければいいかなと思ってました」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 671文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有料記事をお読みいただけます。 有料会員登録 有料会員ログイ

    鯉の“エース”黒田の立ち居振る舞いを見よ。~マウンドで醸し出す独特のオーラ~(石田雄太)
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    takepon80 2015/03/20