祖母が亡くなったという報せが届いたのは、2月中頃のことだった。 仕事をしていた私は家族からその報せを聞いた。 仕事を終えてから、祖母の自宅に向かった。 祖母の家は東京の西の端っこにある。 90歳をこえても一人暮らしをしていた。 常々「90過ぎてもう思い残すことはないよ、はやくお迎え来ないかね」と言っていた彼女の希望通り、まさしく「ポックリ」逝ったのだという。 苦しまなくてよかったな と思ったり そりゃないよ おばあちゃん と思ったり 色々していた。 祖母の家に着き、普段は閉めることのない部屋の襖を開けると、祖母はそこで寝ていた。 この襖が閉まっていたのを、私は過去に一度だけ見たことがある。 私の父の兄(祖母にとっては息子)が亡くなった時もここが閉められていた。 祖母が泣いているのを見たのは、後にも先にもあの時だけだった。 その時と同じ場所に、もう物言わぬ祖母が寝ていた。 この襖が閉められる
ここ一年で印象的だったデートを振り返ろうとしたら飲み食いしたもののことばかり書きたくなってしまい、図らずも「酒呑みカップルにおすすめの店3選」的記事になってしまった。せっかくなのでそのままの(ニュアンスの)タイトルで公開します。 【赤羽】丸健水産 赤羽で昼から飲もうという話になり、ポカリスエットを2本抱えてバスに乗った。 待たせていた友人は駅近のバルでアヒージョかなにかをつまみに飲んでいて、会うなり「よーし馬鹿みたいに飲むぞ」と言った。私も飲むぞと言って、何店か回って実際に馬鹿みたいに飲み食いした。 途中入った居酒屋でレモンの乗ったからあげが出てきたとき、友人がちらりとこちらを見るなり「レモンが、ありますね」と言った。 カルテットだ、と笑いそうになったが、こちらもベロベロに酔っていたのでなにも答えずレモンをむしりとり、ダーッっとあらゆるからあげに絞った。 怒られるかと思った。が、友人は「あ
プラハからウィーンへとヨーロッパの街を放浪していく旅でした どこか私の中ではウィーンという街が特別な印象があるようで他の街とは違うんだろうなぁと勝手に考えていました。音楽の都とか聞くとどうしてもね・・・ 思いがけない面白い道なんかもあったりしてゆっくり道を探索するには良い街でした 首都ウィーン プラハから鉄道を使いどんぶらこ。電車好きではありませんが鉄道の旅というのも凄く楽しいです。ただ海外の鉄道ってわからないことが多くて心配症の私には少しきついものがありますね 有名じゃなくてもそこら辺におっきくて立派な教会が沢山あります。日本でも街にお寺があるのと同じ感じでしょうか ベルヴェデーレ宮殿 1700年代からの歴史がある立派な宮殿です。美術館にも昔のベルディーレ宮殿を写した作品がありましたがこれが江戸時代からあるとはヨーロッパの歴史は恐ろしいですね カールス教会 1700年台にペスト撲滅を祈願
「3月8日は女性にミモザを贈る日らしいよ」 そんなことを、2年前に妻から聞いた。それを聞いたのがちょうど3月8日だかで、その年はミモザを贈らなかった。 ただ僕は「3月8日にミモザを買ってくる自分超かっこいいのでは?」と思った。 が、昨年完全に忘れてた。 妻から「3月8日は女性にミモザを贈る日らしいよ」ともう一度言われ、リベンジを誓った。 苦節2年、今年はやっとミモザを買って家に帰れた。 今月のお花_201803「ミモザ」 早速Wikipedia先生に概要を教えてもらいます。 この花の正式名は「フサアカシア」。実はミモザは本来オジギソウを指す言葉なんだそうですが、ひょんなことからフサアカシアをミモザと呼ぶようになったそう。 ミモザ(英: mimosa、独: Mimose) オジギソウなどのマメ科オジギソウ属(英語版)(学名 Mimosa)の植物の総称。原義。葉に刺激を与えると古代ギリシアのミ
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