ブログやSNSの利用は国内でも急速に増え続け、いまやメール、ウェブに次ぐインターネットメディアとなることが期待されている。そのサービスの提供者側の動向は日々伝えられているが、利用者側の観点を客観的にとらえた調査や研究は少ない。そこで、NEC総研が3月に実施したアンケート調査(※1)の結果から一部を報告する。 新たなインターネットメディアとして 日本でもブログやSNSなどのサービス利用者が急拡大している。特にSNSについては、3月に国内最大のサービス「mixi」の会員が300万人を突破したと発表された。ヤフー、楽天といった国内最大手のインターネットサービス事業者も相次いで同分野に参入した(※2)。世界最大のSNSサービスである「マイスペース」も、年内にも日本に参入すると一部で報道されている。 これらサービス提供者の動向が活発化する一方で、ITユーザーでもある企業や自治体などにおいても、それぞ