富士通システムズ・ウエストは2013年8月27日、クラウドサービスの「FUJITSU ビジネスアプリケーション CCPM支援クラウドサービス(CONCERTO)」の出荷を開始した。主に同社によるCCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント、関連記事)の導入コンサルティングサービスの利用企業に向けて提供する。CCPMは、物理学者の故エリヤフ・ゴールドラット博士が提唱したTOC(制約理論)の考え方に基づくプロジェクトマネジメント手法である。 同サービスではプロジェクト管理ツールの「CONCERTO(コンチェルト)」をSaaS形式で提供する。CONCERTOは米リアライゼーションが開発・販売しているソフトウエアで、CCPMに沿ったプロジェクト管理を支援するためのもの。各タスクの状況を収集・管理する機能や、プロジェクト全体の進行を直感的に把握するための機能などを備えている(写真)。