芸能人のストーカー被害防止に特化したネット監視サービスを東京の企業が始めた。先月、芸能活動中の大学生・冨田真由さん(20)が男に刃物で刺されるなど、芸能人がストーカー被害に遭うケースが相次いでいることを受けたもので、小規模の芸能事務所を含め幅広く利用できるよう料金は月額10万円(初期費用別)からと安く設定した。ネット上の投稿の監視を通じてストーカー被害の未然防止に役立てる。【大村健一/デジタル報道センター】 サービスを始めたのは、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷や風評被害、炎上対策を請け負う「イー・ガーディアン」(東京都港区)。サービスでは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やブログ、匿名掲示板を監視。監視結果を定期的に報告するとともに、芸能人に対するストーカー行為、殺人予告、執拗(しつよう)な書き込みを見つけ次第、証拠として保全し、必要に応じてマネジャーや事務所だけでな