自民党の石破茂元幹事長は10日に行った総裁選出馬の記者会見で、安倍晋三首相(党総裁)の政権運営と「1強」の体質を問う構えを鮮明にした。「正直」「公正」と繰り返すのは、森友・加計問題で世論が不満を持つ首相の姿勢との差異を強調する戦略だ。総裁選での劣勢を認識しつつ「アンチ安倍」の旗を立てて受け皿としての実績を重ね、総裁選後に政権が不安定化した際の存在感を確保する狙いもありそうだ。【高橋恵子、木下訓明】
自民党の石破茂元幹事長は10日に行った総裁選出馬の記者会見で、安倍晋三首相(党総裁)の政権運営と「1強」の体質を問う構えを鮮明にした。「正直」「公正」と繰り返すのは、森友・加計問題で世論が不満を持つ首相の姿勢との差異を強調する戦略だ。総裁選での劣勢を認識しつつ「アンチ安倍」の旗を立てて受け皿としての実績を重ね、総裁選後に政権が不安定化した際の存在感を確保する狙いもありそうだ。【高橋恵子、木下訓明】
今夏の集中豪雨と猛暑について、気象庁の異常気象分析検討会(会長、中村尚・東京大教授)は10日、臨時会を開き、偏西風が例年になく大きく蛇行したことなどが要因との見解をまとめた。南側への蛇行は梅雨前線に影響し豪雨を、北側への蛇行はチベット高気圧の張り出しなどに関係して猛暑をもたらした。中村会長は地球温暖化も背景にあるとし「一連の現象は異常気象の連鎖」と語った。【最上和喜】 偏西風は、北緯40~45度辺りを西から東に吹く風を指す。気象庁によると、夏季にユーラシア大陸で大きく蛇行を繰り返すことがあり、この波形は「シルクロードテレコネクション」と呼ばれている。今夏は、それが日本上空を流れる偏西風にも伝わった。
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