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2019年4月14日のブックマーク (11件)

  • 今週の本棚:中島京子・評 『Xと云(い)う患者 龍之介幻想』=デイヴィッド・ピース・著、黒原敏行・訳 - 毎日新聞

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    taketake89 2019/04/14
    ”本書には12の短篇が収録されている。それらのすべてが、芥川の作品や日記、評伝などを、大胆にコラージュして創り出された作品であることが目を引く”
  • 今週の本棚:張競・評 『クララ・ホイットニーが綴った明治の日々 日記で読む日本史18』=佐野真由子・著 - 毎日新聞

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    taketake89 2019/04/14
    ”クララは一八七五年八月三日、父親の仕事で来日し、二十五歳のときに勝海舟の三男梅太郎と結婚した。長らく日本に滞在し、「勝海舟の嫁」として知られる人物である”
  • 今週の本棚:岩間陽子・評 『木曜日の子ども』=重松清・著 | 毎日新聞

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    taketake89 2019/04/14
    ”中心テーマは「父親になる」ということだろう。あえて連れ子を持つ女性との再婚という設定にすることで、より明確にさせたが、物語には多くの父親が登場する”
  • 今週の本棚:内田麻理香・評 『フェルメールと天才科学者 17世紀オランダの「光と視覚」の革命』 | 毎日新聞

    ◆ローラ・J・スナイダー著、黒木章人訳 (原書房・4104円) 天才つなぐ“人工の眼” 同じ年の同じ街に、二人の天才が生まれた。一人は日でも人気の高い画家、フェルメールだ。もう一人は、微生物を初めて発見した「微生物学の父」、レーウェンフック。歴史と哲学を専門とする著者が、一七世紀のネーデルラント(現在のオランダ)の小都市、デルフトで生きた二人の生涯を詳細にたどりながら、彼らの共通性を探る。 この二人が知り合いだったという説は繰り返し登場する。一時期は、互いの住まいが、歩いて三分ほどで行き来できる狭い一角にあったという。フェルメールの死後、レーウェンフックがフェルメールの遺産管財人となった記録も残っている。しかし、二人が知り合いであったことを示唆する決定的証拠はないのだ。書は、両者が知り合いか否かにはさほどこだわらず、フェルメールとレーウェンフックがともに最新の光学機器を用いた、「…

    今週の本棚:内田麻理香・評 『フェルメールと天才科学者 17世紀オランダの「光と視覚」の革命』 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2019/04/14
    ”本書は、両者が知り合いか否かにはさほどこだわらず、フェルメールとレーウェンフックがともに最新の光学機器を用いた、「ものの見方」の革命の担い手として共通点があったとみなす”
  • 今週の本棚:中島岳志・評 『ガーンディーの性とナショナリズム 「真理の実験」としての独立運動』=間永次郎・著 | 毎日新聞

    (東京大学出版会・9504円) これまでのガーンディー論を一新 インド独立の父・ガーンディー。彼の思想実践の一つに、ブラフマチャリヤというものがある。これは「禁欲」による性欲統制のことだが、ガーンディーはその実践を、インドの独立と連関させて説いた。 ガーンディーは「独立」を語る際に「スワラージ」という語を使用していた。スワは「自ら」、ラージは「統御」「統治」を意味する。ガーンディーは、自らの肉体や精神の統御とインド独立を一体の存在として認識し、その重要性を主張していた。 しかし、従来のガーンディー論の中で、彼のブラフマチャリヤの実践が議論の中核を占めることはなかった。むしろ意図的な等閑視が続いてきたと言える。ここにはガーンディーをめぐる一種のタブーが存在する。ガーンディーはブラフマチャリヤの実験として、晩年、側近女性と裸で寝床を共にするという行為に及んだ。これは欲望を放棄した聖者というイメ

    今週の本棚:中島岳志・評 『ガーンディーの性とナショナリズム 「真理の実験」としての独立運動』=間永次郎・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2019/04/14
    ”ガーンディーはブラフマチャリヤの実験として、晩年、側近女性と裸で寝床を共にするという行為に及んだ。これは欲望を放棄した聖者というイメージからの逸脱を想起させる”
  • 時代の風:新元号「令和」 変わらぬリスク運任せ=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員 | 毎日新聞

    taketake89
    taketake89 2019/04/14
    ”「れ」で始まる元号は、これまでは奈良時代初頭の「霊亀(れいき)」しかなかった。霊亀とは中国の霊獣の一つで、漢語そのままだが、今の感覚でいえば「ドラゴン元年」と名乗ったような新しさがあっただろう”
  • 公文書クライシス:元秘書官「頭の中の記録は消せる」 首相面談、メモご法度 | 毎日新聞

    「良き首相秘書官は余計な記録やメモを残さない」「面談中の首相の発言の記録はご法度だ」--。毎日新聞が首相と省庁幹部の約1年分の面談記録などを情報公開請求したところ、首相官邸にも省庁側にも議事録は「不存在」などとされた。なぜ、記録を残さないのか。首相秘書官経験者や省庁幹部らは、官邸や中央省庁の文書管理の一端を明かした。【大場弘行、松惇】 「総理秘書官は見たものも聞いたことも、自分の頭の中に収めるだけにする。いつでも記録を消し去ることができる『黒板』みたいな存在が理想とされている」

    公文書クライシス:元秘書官「頭の中の記録は消せる」 首相面談、メモご法度 | 毎日新聞
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    taketake89 2019/04/14
    "「秘書官は見たものも聞いたことも、自分の頭の中に収めるだけにする。いつでも記録を消し去ることができる『黒板』みたいな存在が理想とされている」こう語るのは、小泉純一郎首相の秘書官を務めた小野次郎氏だ"
  • 公文書クライシス:御厨貴・東大客員教授「背景に歴史に対する責任感の乏しさ」 面会記録不存在 | 毎日新聞

    首相官邸が安倍晋三首相と省庁幹部らの面談記録を一件も保有していないことを明らかにするなど、首相の政策判断を検証するための重要な記録が残されていない可能性が浮上している。オーラルヒストリー(口述記録)と呼ばれる手法で元首相や元政府高官の在任中の体験を数多く聞き取った経験を持ち、政府の公文書管理員会の初代委員長も務めた御厨貴・東大客員教授は「問題の背景には、記録を残さない政治文化歴史に対する責任感の乏しさがある」と指摘する。【大場弘行、松惇】

    公文書クライシス:御厨貴・東大客員教授「背景に歴史に対する責任感の乏しさ」 面会記録不存在 | 毎日新聞
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    taketake89 2019/04/14
    "元首相や元政府高官の在任中の体験を数多く聞き取った経験を持ち、公文書管理員会の初代委員長も務めた御厨貴・東大客員教授は「背景には、記録を残さない政治文化と歴史に対する責任感の乏しさがある」と指摘する"
  • 大阪・あいりん半世紀、秘蔵ネガ1万枚ネット公開 地元カメラマン | 毎日新聞

    大阪市西成区のあいりん地区で労働者の日常を50年前から記録し続ける地元のカメラマン、中島敏(さとし)さん(71)が14日、インターネット上で写真を保存・公開する「フォトアーカイブ」を開設する。1969~95年に撮影した写真およそ1万枚分のネガフィルムをデジタル化し、順次公開する。かつての労働者の暮らしぶりや変わりゆく街並みを伝える貴重な資料で、専門家は「これだけ長期間、定点観測した記録は珍しい」と指摘する。 中島さんは写真の専門学校を卒業後、プロカメラマンの助手になったが、人間関係に悩んで半年ほどで写真家になる夢を諦め、アルバイト生活を始めた。その後の69年、日雇いの仕事を求めてあいりんに移り住んだ。翌年に大阪万博を控えた時代。パビリオン建設などの仕事は高給で、中島さんの日当は3倍になった。

    大阪・あいりん半世紀、秘蔵ネガ1万枚ネット公開 地元カメラマン | 毎日新聞
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    taketake89 2019/04/14
    "1969~95年に撮影した写真およそ1万枚分のネガフィルムをデジタル化し、順次公開する。かつての労働者の暮らしぶりや変わりゆく街並みを伝える貴重な資料で、専門家は「これだけ長期間、定点観測した記録は珍しい」と"
  • 立民千葉県連、市川市議選2新人の公認取り消し 街頭でトラブル - 毎日新聞

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    taketake89 2019/04/14
    "県連関係者によると、7日投開票された千葉県議選の応援活動の際、有権者が見ている街頭で、2人の間でトラブルが起きたとしている"
  • 公文書クライシス:首相と省庁幹部の面談記録「不存在」 官邸1年未満で廃棄 | 毎日新聞

    各府省の行政文書不開示決定通知書。中央は総務省の通知書。首相との面会に関する文書は「不存在」と記されている=東京都千代田区で2019年4月10日撮影 安倍晋三首相と省庁幹部らとの面談で使われた説明資料や議事録などの記録約1年分を毎日新聞が首相官邸に情報公開請求したところ、全て「不存在」と回答された。官邸が記録の保存期間を裁量で廃棄できる1年未満に設定していることも判明した。官邸の担当者は「記録は政策を担当する省庁の責任で管理すべきだ」と説明したが、重要とみられる16件を抽出して府省側に同様の請求をしたところ、10件については説明資料の保有を認めたものの、どの府省も議事録の保有を認めなかった。識者は首相の政策判断の検証に必要だとして、記録を残すルール作りを求めている。 政府は2017年12月、森友・加計学園問題などを受けて公文書ガイドラインを改定。官邸を含む府省庁に、政策や事業方針に影響を及

    公文書クライシス:首相と省庁幹部の面談記録「不存在」 官邸1年未満で廃棄 | 毎日新聞
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    taketake89 2019/04/14
    "面談で使われた説明資料や議事録などの記録約1年分を毎日新聞が首相官邸に情報公開請求したところ、全て「不存在」と回答された。官邸が記録の保存期間を裁量で廃棄できる1年未満に設定していることも判明した"