爆撃の激化で人道危機が深刻化しているパレスチナ自治区ガザ地区には、現地で医療支援に取り組む邦人職員が残されている。支援活動の場となってきた病院はイスラエルの退避勧告の対象となり、職員も退避を余儀なくされたが、入院患者や一部の現地スタッフらがとどまる。命を救うために活動する職員が自分の身の安全も確保しなければならない窮状に、日本国内からバックアップする医師も早期停戦を願っている。 「とにかく職員の数に対して患者数が多すぎると聞いている」。大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)の中出雅治・国際医療救援部長(64)は、職員を派遣するガザ北部の「アルクッズ病院」での窮状を語る。
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