2025年大阪・関西万博が開かれる夢洲では、会場の建設工事が進む=大阪市此花区で4月13日、本社ヘリから 海外パビリオンの建設遅れや相次ぐ費用の上振れなど、負の側面がクローズアップされがちな2025年大阪・関西万博で、活況を呈している現場がある。日本国際博覧会協会の委託を受けた業者がインターネットで会場運営を担うスタッフを募ったところ、募集開始1カ月で、全国から定員の2倍超の応募者が殺到した。背景にはどんな事情があるのか。 スタッフは「EXPOサービスクルー」の名称で、4月13日から6月30日まで募集。仕事内容は、会場での来場者の案内・誘導のほか、迷子センターや忘れ物センターでの業務だ。週5日8時間勤務の「コアクルー」(定員約300人)と週1~5日4時間以上勤務する「サポートクルー」(同300人以上)の2種類あり、働き方を選べる。