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2024年5月25日のブックマーク (3件)

  • 今週の本棚:磯田道史・評 『貝輪の考古学』=忍澤成視・著 | 毎日新聞

    ◆忍澤成視(おしざわ・なるみ)・著 (新泉社・1万3200円) 日列島人の忘れられた装身具史 「今の人は結婚式でダイヤの指輪を交換するけれど、縄文人や弥生人はどうしていたの?」。私は日文教出版の教科書執筆者。歴史教科書で上記のコラムを考えたが自分でボツにした。代わりに、地震・津波・富士山噴火や感染症の歴史を載せた。しかし、今なら書ける。書が出たからだ。 我々ホモサピエンスはシンボルに執着する変態な生き物だ。ダイヤや金銀は高貴であるなどと装身具の素材を序列化し、希少素材の入手に命さえかける。書はそんな日列島人の装身具事情を追った労作である。持っていればスゴイ品、高級腕時計や高級車を「威信財」という。列島人が最長期間、威信財にしたのは貝の腕輪。なかでもオオツタノハという採取困難な南の島の貝で作った貝輪だ。縄文早期~古墳終末期(7000~1300…

    今週の本棚:磯田道史・評 『貝輪の考古学』=忍澤成視・著 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2024/05/25
    “「今の人は結婚式でダイヤの指輪を交換するけれど、縄文人や弥生人はどうしていたの?」。私は日本文教出版の教科書執筆者。歴史教科書で上記のコラムを考えたが自分でボツにした”
  • クジラ:クジラ処理、倍額で随契 8000万円 幹部、業者の意に沿い 大阪市 | 毎日新聞

    大阪湾で死んだマッコウクジラの処理費を巡り、大阪市が厳しい批判にさらされている。当初の試算額の倍以上で海運業者と随意契約。住民監査請求を受けた市監査委員が、金額ありきで契約交渉が進められた疑いがあるとして、横山英幸市長に再調査を勧告する事態に発展した。毎日新聞が入手した業者との交渉記録によると、処理を担当した大阪港湾局の当時の幹部が業者の意に沿う形で金額の引き上げを促していた。 クジラは2023年1月9日に大阪湾の淀川河口付近で見つかり、13日に死んでいるのが確認された。19日には市の依頼を受けた市内の海運業者が作業船で運び、紀伊水道沖に沈めた。緊急性のある作業だとして、入札せずに随意契約を進めた。業者はその後、市に8625万円の見積書を提出。一方、港湾局は3月初めに3774万円と試算し、両者の金額には大きな隔たりがあった。

    クジラ:クジラ処理、倍額で随契 8000万円 幹部、業者の意に沿い 大阪市 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2024/05/25
    “毎日新聞が入手した業者との交渉記録によると、処理を担当した大阪港湾局の当時の幹部が業者の意に沿う形で金額の引き上げを促していた”
  • 村上春樹をめぐるメモらんだむ:世界の構造も視野? 村上春樹さんが新作短編で描く「ルッキズム」 | 毎日新聞

    前回紹介した3月の朗読会で村上春樹さんが自ら朗読、発表した短編小説「夏帆(かほ)」が、5月発売の文芸誌「新潮」6月号に掲載された。同号は同誌の「創刊120周年記念特大号」に当たり、その巻頭に特集「春のみみずく朗読会」として、やはり朗読会で発表された川上未映子さんの短編「わたしたちのドア」、さらに「みみずくたちの夜」と題する気鋭の詩人・作家、マーサ・ナカムラさんによるリポート文とともに載った。 長い歴史を誇る雑誌の記念号を、あの朗読会の模様が、写真入り(ステージ上のソファに腰かける2人の作家、および、それぞれの朗読風景の計3枚)で飾る形になったのは、2020年代の一つの記録として、のちのち意味を持つだろう。ともあれ、朗読会の際にはオフレコとされた新作の内容が公表され、誰でも読めることになったのは喜ばしい。 近現代の日を比喩的に表現? その新作についてネタバレにならない範囲で触れておこう。作

    村上春樹をめぐるメモらんだむ:世界の構造も視野? 村上春樹さんが新作短編で描く「ルッキズム」 | 毎日新聞
    taketake89
    taketake89 2024/05/25
    “前回紹介した3月の朗読会で村上春樹さんが自ら朗読、発表した短編小説「夏帆(かほ)」が、5月発売の文芸誌「新潮」6月号に掲載された”