長崎への原爆投下から79年を前に、原爆落下中心地碑へ献花する在日大使館関係者ら=長崎市の爆心地公園で2024年8月8日午後3時53分、猪飼健史撮影 長崎への原爆投下から79年となる9日、長崎市で開かれる平和祈念式典を巡り波紋が広がっている。市がイスラエルを招待しなかったことを受け、米英などは駐日大使の出席を見合わせる考えだ。市は不招待について「政治的な理由ではない」として理解を求める。一方、被爆者からは米英などの姿勢に批判の声も上がっている。 「平穏かつ厳粛な雰囲気の下で式典を円滑に実施したいという思いによるものだ」。8日、報道陣の取材に応じた長崎市の鈴木史朗市長はイスラエルを招待しなかった理由について、こう繰り返し、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を踏まえた政治的判断ではないことを改めて強調した。 「原爆の日」に開く式典へのイスラエルの招待を巡って、広島市は5月末までに例年通りイスラエル
東京都知事選で次点ながら165万票を得た前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)。その躍進ぶりや発言は今もメディアをにぎわせている。選挙期間中、石丸氏と支持者の動きを追った私(記者)は、投開票日に繰り広げられた光景がずっと胸の奥に引っかかっている。 「ふざけるな」会見場に響いた声 7月7日午後8時過ぎ。小池百合子知事の当選確実と石丸氏の落選が報じられ、石丸氏の記者会見場ではテレビ各局のインタビューが始まった。代表取材のNHKが落選の要因を質問すると、石丸氏はこう切り返した。 「NHKをはじめマスメディアが当初全く扱わなかった」 笑みを浮かべながら答えた瞬間、会場に詰めかけた約100人の選挙ボランティアからは大歓声と拍手。「ふざけるな」とメディアへの罵声も聞こえた。 その後の民放各社のインタビューでも石丸氏は挑発的な口調でやりとりを続けた。インタビューが終わるたびにテレビ局を酷評し、ボランテ
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