【サンフランシスコ】米ツイッターが先週発表した四半期決算は内容が冴えず、投資家を動揺させた。しかし、投資家が一つの「指標」に注目していれば、1年以上前に問題を予測できていたかもしれない。 ツイッターは2014年の終わり頃まで、カリフォルニア州サンノゼに店舗を構える「ビリヤード・ホールセール」から定期的に卓球台を購入していた。それが突然途絶えたのだ。 この店舗の経営者、サイモン・ウン氏は、ツイッターの社内に卓球台を置くスペースがなくなったか、あるいは「会社として問題が起きているか」のどちらかだと思ったという。 ツイッターのユーザー数の伸び鈍化はこれまでもアナリストを心配させてきたが、先週発表された四半期決算は売上高の伸び率が予想外に低かった。 同社に卓球台の購入をやめた理由を尋ねたところ、広報担当者のジム・プローサー氏は「たぶん、かなり丈夫なものを購入したからだと思う」と答えた。別の