奈良県天理市の並河健市長(38)が公務で東京に出張した際、宿泊先に派遣型風俗店の女性従業員を呼んでいたと31日発売の週刊新潮が報じ、並河市長は同日、報道陣の取材に対し、内容が事実であると認めた。 並河市長は「道徳的に不適切なことであり、市民や職員、家族の信頼を傷つけたと深く反省している」と謝罪した。 週刊新潮によると、並河市長は今年2月と6月の2回、東京出張中に女性をホテルに招き、風俗サービスを受けたという。報道陣に対し、支払いは「プライベートなお金だった」と話した。 並河市長は大阪府箕面市出身。東京大を卒業後、外務省、大手広告会社を経て、2013年の市長選に無所属で出馬して初当選した。9月24日に告示される同市長選に2期目を目指して立候補を表明している。