先日、ICCのスタディーツアーに行くことがあった。 訪問先はクラシコム社。クラシコムは北欧暮らしの道具店を運営している会社である。 ICC代表の小林さんにお誘いいただき、参加することになった。 オフレコな話ばかりだったので、書ける範囲の内容で、1点だけ心に刺さったことを書いておこうと思う。� それは、クラシコムの青木さんが中盤に言った一言。 「ブランドとは何か?」 「ブランドとは、自分たちが創りたい世界観に対して、どれだけ狂うことができるか。狂ったエピソードの積み重ねがブランドである。」 この言葉を聞いて、最初、自分はピンとこなかった。 なんだろう?と思って、深く話に集中した。 狂うとは、傍から見たらおかしいだろう。そこまでやるのか。という行為である。 いい意味でユーザーの期待を裏切り、超えていく。 その積み重ねがブランドの価値になる。 たとえば、DMMがCASHを運営しているBANK社を