スタートアップのプロダクト開発で一番最初に当たる壁は「リリースしたサービスが全く使われない」ことです。実はそのリスクは事前にコントロールして減らすことができます。 1500万ダウンロードを突破したレシピ動画サービスの「クラシル」は、はじめからアプリを作りませんでした。その代わりにTwitter、Facebook、InstagramのようなSNSに直接動画を投稿していました。 こうするメリットは、エンジニアの開発がサービス全体の改善サイクルのボトルネックにならないということです。動画のクオリティを磨き上げてユーザーから受け入れられることを十分に確認してからアプリを作ったので、ほぼ勝ち確定の状態でアプリをリリースできました。 サービス開発の大前提は「最初からは上手くいかない」ことを認識することです。その前提を持っていれば、できる限り早くユーザーに使ってもらって、小さな改善サイクルを高速に