「蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−」「シドニアの騎士」など、日本でもフル3DCGのテレビアニメがこの1、2年で急増しているが、3DCGアニメのルーツと言われる作品がある。女児向けアニメ「プリキュア」シリーズ(ABC・テレビ朝日系)だ。同シリーズは伝統的なセルアニメのイメージが強く、3DCGのイメージはあまりないかもしれないが、2009〜10年放送の「フレッシュプリキュア!」からエンディング(ED)に3DCGのダンスシーンを流すことが定番となっている。3DCGの女の子は可愛くならない……などとも言われていたが、「フレッシュ」の放送以降、その認識が覆されたとも言われるほどだ。アニメ業界に衝撃を与えた「プリキュア」シリーズの3DCGの進化の軌跡を探った。 【写真特集】「プリキュア」のEDの進化を振り返る 懐かしのEDも 「プリキュア」シリーズは、普通の女の子が妖精たちの力を借りて伝説の戦士