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  • 父とパイプと万年筆 - tapestry

    1996年だったかに心斎橋のリチャードという輸入雑貨店で一目惚れして買ったポーランドの陶器。ずっと大切に使っている。 ”舶来もの”(古い表現...)に弱くて、今も輸入品を扱う店を見つけると、吸い込まれてあれこれ見入ってしまう。たぶん欧米かぶれだった父の影響だ。 昭和10年生まれの父は、パイプと万年筆と文房具に夢中だった。堺にある鉄工会社のエンジニアで、「機械をつくる機械をつくる機械をつくる仕事」(小学生の私がたずねるといつもそう言っていた)をしていた。 夕方に会社から帰ると、父はサイドボードに並べた何ものパイプのなかからその日の一を取り出して丹念に磨き、後にゆったりとくゆらせていた。 パイプはまっすぐのものから柔らかく曲がったもの、長い長いものまで色々とあった。つるつるとした木肌の模様も一ずつ異なっていた。同じ木なのに材質によってこんなにも違いがあるのかと子供ながらに驚きだった。紙

    父とパイプと万年筆 - tapestry
    taki0313
    taki0313 2013/09/12
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