生後5カ月の雌猫が今月18日、建物と建物との約10センチの隙間(すきま)に挟まり、動けなくなった。京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町のカフェ「失われた時間と百年の孤独」で、“看板娘”として客に人気の「アンナ」。京都市消防局が出動する騒ぎになったが救出に及ばず、経営者の花坂民男さん(37)の知人が建物に穴を開け、3時間後にようやく助け出した。けがもなく、花坂さんは「とにかく無事で良かった」と安堵(あんど)した。【村田拓也】 アンナは普段、店舗2階の住居部分にいて外に出ることはなく、常連客が来ると店に現れる。18日午後1時ごろ、店内にいた花坂さんは「アーアー」というこれまで覚えのないアンナの声を聞いた。不審に思ったが接客中で動けず、しばらくすると今度は外から鳴き声がした。様子を見に行くと、店舗北側の住宅との間にアンナがいた。 地上から30センチほどの高さの所で南側の壁に腹をつけ、2本足で立ってい
京都大学経済学研究科東アジア経済研究センター ニュースレター 京大東アジアセンター News Letter 2015年2月2日発行 第555号 京都大学経済学研究科教授 堀 和生 東アジア地域における経済的連携と協力を阻む一つの大きな障害として、関係する各国民の歴史認識に大きな隔たりの存在がある。主に戦前における日本とアジアとの関係について、具体的には日本の植民地支配と戦争の問題である。すでに、戦後70年を経ているが、この歴史認識の対立と摩擦は間欠的に吹き出して、政治と経済に甚大な打撃をあたえる。第二次大戦後、ヨーロッパは類似の問題を何とか乗り越えてEU結成まで到達したが、東アジアでは今日まで解決できていない。今後も相互に理解しようとする努力なしには、自然に和解に向かうとは思われない。 歴史認識問題の解決の糸口は、単純ではあるが歴史的事実についての知識の共有であると考える。今回は、その代表
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