「僕は2度自殺しようと思ったんですよ」――。ベストセラー作家の岩崎夏海氏は2012年1月14日、BSジャパン「勝間和代#デキビジ」に出演し、ビジネス書籍としては異例の売り上げを記録した『もしドラ』の制作秘話や大ヒットまでの道のりを語るとともに、それまでの人生の経緯や挫折、そして現在の複雑多様な情報社会に対して独自の見識を明らかにした。 ■様々な経験と失敗が生んだ『もしドラ』 岩崎氏は、かつて秋元康氏のアシスタントとして放送業界で17年間働いていたという経験から、秋元氏を「人事を尽くして天命を待つ」人であると評し、売れるということへの「覚悟」がまったく違うと述べた。AKB48に代表されるプロデュース業の成功の裏には、失敗したプロジェクトも数多く存在したことを明かし、 「数々の実績のある秋元さんですら、失敗するプロジェクトはあり、人が寂しく離れていく感じになる。秋元さんは失敗のリカバリーの仕方
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