制御装置の壊れた探照灯(サーチライト)は、暴走しつつも「何か」を照らし出す。「お詫び記事」の内容が覆される日 今回の話題は「Waiwai問題」の余波というよりも、「Waiwai問題」が毎日新聞、いやマスコミ全体に与える余波というほうが正しいだろうか。さる7月20日に配信された「英文サイト出直します 経緯を報告しおわびします」という記事の内容が覆る内容を掘り起こされた事態について触れてみる。 まずは別の話題から入る。 マスコミが記事や報道内容の事実を歪曲したり、最悪なのは捏造を行って謝罪するケースは、ここ1ヶ月でも以下のように存在している ↓ ■読売記者、取材せず談話を捏造 青森版に掲載、処分へ(朝日新聞:社会)より 読売新聞青森支局の男性記者(24)が、記事中の談話を取材をせずに捏造(ねつぞう)していたとして、同紙は5日付朝刊の青森版に「おわび 記事中の談話を捏造 本紙記者らを処分」の