マイクロソフトは先週、無償のWeb開発環境「WebMatrix」の提供を開始しました。WebMatrixには以下のコンポーネントが含まれており、Windowsで簡単にWebサイトの構築を行うことができます。 Web開発ツール HTML/CSS/JavaScript/PHPなどに対応したテキストエディタを含む開発ツール。FTPによりファイルをホストへボタン1つで転送できる HTTPサーバ IIS Express 7.5により、Webブラウザですぐにブレビューできる。しかも(追加インストールにより)PHPにも対応する。当然ASP.NETにも対応 データベースサーバ SQL Server Compact Edition 4により、データベースを利用するWebアプリケーションもローカルで開発可能。MySQLも追加インストール可能 調べた限りではIIS ExpressはWebMatrixの画面から簡
多くの場合、Windows フォーム コントロールには同等の WPF コントロールがありますが、中には Windows フォーム コントロールと同等のコントロールが WPF にない場合もあります。ここでは、2 つのテクノロジによって提供されるコントロール型を比較します。 相互運用を利用すると、WPF ベースのアプリケーションに同等のコントロールがない Windows フォーム コントロールを常にホストできます。 Windows フォーム コントロールおよびコンポーネントと同等の機能を持つ WPF コントロールを次の表に示します。 Windows フォーム コントロール Windows Presentation Foundation の同等のコントロール 解説
データベースなどとデータソースとデータをやり取りする「.NETデータ・プロバイダ(Data Provider)」と、オンメモリでデータを管理し効率的に画面表示を行うための「データセット(DataSet)」から構成されている。 データセットには複数のデータテーブル(DataTable)が含まれており、データテーブル(=行と列で構成される表データ)には1つ1つのデータが「DataRow(データロウ)」というレコードとして複数行格納される。このことからデータセットは、いうなれば「オンメモリで動作する簡易データベースだ」ともいえる。 簡易データベースであるデータセットと、Windowsフォーム画面の見た目を作る個別のWindowsフォーム・コントロールを連携させる機能は、「データ・バインディング(Data Binding:データ連結)」と呼ぶ。 データ・バインディングを使えば、Windowsフォー
4月12日に米国でのローンチが予定されている.NET Framework 4(以降、.NET 4)では、さまざまな新機能の追加や機能拡張が行われる一方で、廃止されるものもある。その中で最も驚くべきものの1つが、「コード・アクセス・セキュリティ(以降、CAS)を利用したセキュリティ・ポリシー設定の廃止(=デフォルト無効化)」だ。 CASといえば、.NETのランタイム・エンジン「CLR」のセキュリティ機構そのものであり、CLRとは切っても切り離せない機能だ(CASについて詳しくは「解説 インサイド .NET Framework [改訂版]」を参照)。.NET開発をしている人なら、ほとんどの人がCASを知っているだろう。 そんな大事なものが廃止される?! これはいったいどういうことなのか? ●CASが廃止される理由とは? 疑いようもなくCASは、.NET 3.5 SP1までのCLRのセキュリティ
Windowsフォーム初めの一歩(2010/05/18) 1.IDEでどのように操作してフォームをデザインしていくのか 2.Windowsフォームの基本的なデザイン 3.イベント駆動の考え方を身に付ける Windowsフォーム用テンプレートに学ぶ画面の作り方(2010/06/29) 1.Windowsフォーム用の7つのテンプレート/(1)Windowsフォーム 2.(2)MDI親フォーム 3.(3)エクスプローラ・フォーム 4.(4)スプラッシュ・スクリーン 5.(5)ダイアログ/(6)ログイン・フォーム/(7)情報ボックス Windowsフォーム・コントロールの基礎(その1)(2010/08/10) 1.トリガー系コモン・コントロール 2.選択系コモン・コントロール 3.入力系/日付系/表示系/そのほかのコモン・コントロール Windowsフォーム・コントロールの基礎(その2) (201
*[hatefu:labs.yaneu.com/20101017/] C#をスクリプト言語として使う C#で開発している場合、外部ファイルにしたいスクリプト用の言語として、わざわざLuaのようなC#とは異なる言語を使う必要は無いだろう。 スクリプト言語には素直にC#を採用すれば良い。これにより、いつでもスクリプトから本体のコードへと昇格が可能になる。逆に本体のコードからスクリプト用のコードへの降格も可能になる。 「ああ、なんだ。CSharpCodeProviderの話か、それなら知ってるよ」と思った人も、以下ではいろんなアイデアを書いてあるので最後まで目を通して損は無いと思う。 * CSharpCodeProviderについてのおさらい まずCSharpCodeProviderについておさらいしておこう。 # CSharpCodeProvider CSharpCodeProvider ht
連載:Visual Studioデバッグ手法 第2回 Visual Studio 2010の新機能「IntelliTrace」 亀川 和史 2010/07/28 2011/02/17 更新(Visual Studio 2010 SP1対応) ■IntelliTraceとは? プログラムをテスト実行中に意図しない動作が発生した場合、どのような手順でその動作を検証・デバッグしているだろうか? 恐らく通常は、以下の手順で検証・デバッグしているのではないだろうか? 例外や、意図しない動作が発生する ソース・コード中の該当しそうなところを探し、ブレークポイントを設定する 再度同じ手順を実行する ところが、この「同じ手順を実行する」ということが、従来のVisual Studioでは非常に厄介だった。例えば、非常に長い間操作した結果で発生したバグの場合、そのときまでに入力したデータや手順をすべて覚えてい
システム開発がますます複雑化していく中、エンジニアには、テクノロジを理解して、さまざまな場面に適した選択が求められます。本連載では、Javaと.NETの基本的な仕組みから最新の傾向や技術などについて、数回に分けて紹介します いまさら聞けない、Javaと.NETの違い 今日、アプリケーション開発・実行のプラットフォームは、大きく2つのテクノロジに収束しているといえるでしょう。 1つは、エンタープライズ・アプリケーション開発の定番ともいえる「Java」です。 実行環境、開発環境の無償提供、OSを自由に選べること、フレームワークや開発環境が充実していることが人気の理由です。大規模アプリケーションの採用実績も多く、ほかのプラットフォームをリードしてきました。 もう1つは、マイクロソフトが発表した「Microsoft.NET」構想に基づいた「.NET」です。 プラットフォームが主にWindowsに制
外部アプリケーションを起動して終了まで待機するここでは、外部アプリケーションを起動して、そのアプリケーションが終了するまで待機する方法について説明します。なお外部アプリケーションを起動する方法は「外部アプリケーションを起動する、ファイルを関連付けられたソフトで開く」で説明していますので、そちらをご覧ください。 WaitForExitメソッドを使って同期的に待機するProcess.WaitForExitメソッドを使用することで、プロセスが終了するまで待機することができます。WaitForExitメソッドは同期的に待機するため、待機中はフリーズしたようになります。 以下の例では、"C:\test\1.txt"を開いた後、終了するまで待機しています。また、終了後、終了コードと終了時間を表示しています。 'ファイルを開いて終了まで待機する Dim p As System.Diagnostics.P
アプリケーション実行時の実行可能ファイル(exeファイル)のパスを取得するには、主に次の2通りの方法がある。 Assemblyクラスを利用したパスの取得 1つはアセンブリ情報からパスを得る方法だ(アセンブリについては「インサイド .NET Framework 第1回」を参照)。これにはまず、Assemblyクラス(System.Reflection名前空間)のGetEntryAssemblyメソッドにより、エントリ・ポイントを含むアセンブリ(Assemblyオブジェクト)を取得する。多くのexeファイルにおいては、これはMainメソッドを含んだアセンブリとなっている。 そして、そのAssemblyオブジェクトのLocationプロパティから、実行されているアプリケーションの完全パス(フルパス)を取得することができる。 Assembly myAssembly = Assembly.GetEn
はじめに アプリケーション開発をしていると、他のWebサイトの情報を活用したくなる場合があります。そのサイトがWebサービスを提供していれば問題ありませんが、大抵のWebサイトはHTMLを公開しているだけです。正規表現などを使ってHTMLを解析することも可能ですが、思いのほか手間がかかってしまいがちです。 そこで、本稿ではHtml Agility Packと呼ばれるHTMLパーサーを紹介します。Html Agility Packを利用することで、C#やVB.NETからHTML内の情報を簡単に取り出すことができます。 Html Agility Packの概要 Html Agility Pack(以下、HAP)は、CodePlexで開発されている.NET2.0以上向けのオープンソースライブラリです。HAPはHTMLをDOMに展開して、XPathによる抽出やXSLTによる変換を行うことができます
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