2017年7月20日のブックマーク (3件)

  • 鉄腕アトムの先輩か?『ロボット市民』 | mixiユーザー(id:2615005)の日記

    アメリカのロボットSFといえば、だれもが思い出すのはアイザック・アシモフの作品だろう。作中でロボットをメインテーマにしたのはアシモフが最初ではないのだが、質と量を備えた大系を完成させたのは、アシモフの手柄だ。 日での第一人者は、いかなる小説家よりも、手塚治虫の名を挙げるべきだろう。「鉄腕アトム」一作が、日人のロボット観を作ったといっても過言ではない。ところでアトムの物語は、あまりアシモフのロボット短編に似ていない。アトムは少年漫画らしいアクションが山盛りなのは当然として、ロマンティックで時にセンチメンタルで抒情的な物語だ。アシモフ作品はあくまでも論理的で風刺的であり、大人の読み物だ。 アメリカにはアトムのような人間の友達としてのロボットはいないと思っていた。間違いだった。ちゃんといました。 ・ロボット市民(65)作:イアンド・バインダー タイトルに惹かれて買った。大当たりだった。

    鉄腕アトムの先輩か?『ロボット市民』 | mixiユーザー(id:2615005)の日記
    takorakun
    takorakun 2017/07/20
  • Nei Hou Ma 香港は土砂降り | mixiユーザー(id:2615005)の日記

    Nei Hou.Wo zai Shang Gang.  我在香港。 三日間ヤボ用で香港に行ってました。 17日と18日は土砂降りだった。用事を片づけただけなので、特に観光はしなかった。定番の信和中心でミクフィギュアを二個ほど追加購入した。収穫はこれだけ。 十年ほど年末年始を香港とマカオで過ごしてきたが、13年1月を最後に足が遠のいていた。4年半ぶりの香港だ。ミク熱に罹患してからは小刻みに日帰国と海外ミク遠征を繰り返しており、暇と体力をそちらで使い果たしたせいだ。それ以外に、かつての怪しい東洋の魔界都市としての魅力が薄れたせいもある。ゼロ年代半ばくらいまでは特有の香港映画と広東語ポップスがまだまだ元気で、映画館やコンサート会場をハシゴしたものだ。映画やMVのDVDを漁るのが楽しみだった。人口わずか600万しかいない香港は、アジアンサブカルチャーの一大発信地だったのだ。現在は純粋な香港発の文

    Nei Hou Ma 香港は土砂降り | mixiユーザー(id:2615005)の日記
    takorakun
    takorakun 2017/07/20
  • ボブ・ショウ『メデューサの子ら』 | mixiユーザー(id:2615005)の日記

    出先のホテルで日記をマークだけしておいた。日語が書けない環境でも、数日なら後付け日記で持続できるんだな。出発直前に読んだサンリオ文庫、5冊目で最後のボブ・ショウ。 ・メデューサの子ら(77) 海に住む水棲人たちの社会が紹介される。寿命が短く外敵の多い社会であまり楽しそうではないが、異様な文化のありように惹きつけられる。地上人との交流も心ときめくものがある。ややこしいことに彼らの正体は、たんなる水中生活者ではなく、海洋惑星で実験に使われた人間の子孫なのだ。瞬間移動機のせいで地球の海にテレポートしてきたのだ。海洋ものと宇宙ものが混在するのでは、テーマが分裂してしまう。それなら最初から海洋惑星を舞台にすればよかったのでは。 集合知性メデューサは、個性的で恐ろしい敵だ。後半の対決シーンが普通の冒険小説になってしまったのは惜しい。異なる文化同士の衝突といった展開を期待していたのだが。5冊通して読ん

    ボブ・ショウ『メデューサの子ら』 | mixiユーザー(id:2615005)の日記
    takorakun
    takorakun 2017/07/20