ブックマーク / diamond.jp (7)

  • 減速し始めた中国スマホ需要 大火傷を負う電機の前途多難

    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 世界最大のスマートフォン市場の中国で、需要が減速し在庫が急速に膨らみ始めた。攻め込んだシャープとソニーは、通期で大幅な最終赤字を計上する見通しで、事業の軌道修正を余儀なくされている。中国で負ったやけどは、想像以上に深い。 「非常に大きな責任を感じている」。業績発表の席上で、シャープの高橋興三社長は、そう言って唇をかんだ。 稼ぎ頭のスマートフォン向け液晶パネル事業で、利益が想定以上に急減したことで、2014年度の連結最終損益が黒字予想から一転して、300億円の赤字見通しになったからだ。 シャープの再建を託され、社長に就任してからわずか2年で、突き付けられた経営の大幅な軌道修正。記者会見の場では「業績回復に向

    減速し始めた中国スマホ需要 大火傷を負う電機の前途多難
  • 構造改革の終わりが見えないソニー、エレキ事業の重篤度

    途方もない累積赤字を前にして、事業の再構築が急務なことは火を見るより明らかだが、「構造改革」を叫ぶソニーの現状からは、その終わりがいまだに見えてこない。 7月末に公表した、2014年4〜6月期のエレキ事業の営業損益は68億円の黒字。ただしそこには、4月に手放した「御殿山テクノロジーセンター」の一部ビルや土地の売却益148億円が含まれている(ソニーは不動産の売却益を業の儲けを表す営業利益として計上している)。それらを除くと、実質の損益は80億円の赤字だった。 「赤字構造をまだ転換できていない」(吉田憲一郎・最高財務責任者[CFO])という苦しい状況で、今年7月、ソニーは10年間赤字を垂れ流し続けたテレビ事業を分社化。「VAIO」ブランドで展開していたパソコン事業は、日産業パートナーズに売却するなど対策を順次進めているものの、ここにきて、構造改革をスピードダウンさせかねない新たな不安要素が

    構造改革の終わりが見えないソニー、エレキ事業の重篤度
  • 「新しくて価値があるもの」に気づけない日本企業の象徴? プレステ4がソニー復活の兆しとならないワケ

    マーケティング・コンサルタントとしてクルマ、家電、パソコン、飲料、品などあらゆる業種のトップ企業にて商品開発、業態開発を行なう。近年は領域を社会貢献に特化し、CSRコンサルタント、社会貢献ビジネスの開発プランナーとして活動。多くの企業にてCSR戦略、NGOのコミュニケーション戦略の構築を行なう。「日を社会貢献でメシがえる社会にする」ことがミッションに、全国各地で講演活動を行なう。ソーシャル系ビジネスコンテストや各種財団の助成金などの審査員多数。また、「日の女子力が世界を変える」をテーマに、世界の女性、少女をエンパワーメントするための団体「ガール・パワー(一般社団法人日女子力推進事業団)」を、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏、日キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ氏らと共に設立。著書に『社会貢献でメシをう。』『ジャパニーズスピリッツの開国力』(いずれもダイヤモンド社)がある

  • ほけんの窓口に当局検査 ソニー生命との癒着にメス

    Close Up 激動する世界経済の流れに、日も無縁ではいられない。政治・経済、企業・産業、社会の注目テーマをクローズアップし、独自の視点、切り口で「詳説」する。 バックナンバー一覧 女子プロゴルフツアーの冠スポンサーを務めるまでになったほけんの窓口。華々しい大会開催の裏で、金融当局はソニー生命保険と同時に、ほけんの窓口にも検査の手を伸ばしている。 5月17日、福岡市の和白にあるゴルフコース、福岡カンツリー倶楽部で、女子プロゴルフの国内ツアー「ほけんの窓口レディース」の開幕が高らかに宣言された。 横峯さくら選手や上田桃子選手といったトッププロが顔をそろえたこのツアーの冠スポンサーはその名の通り、全国に約400店舗もの保険ショップを展開し、保険の乗り合い代理店として最大規模を誇るほけんの窓口グループだ。 ところが、である。今年から冠スポンサーを務めることになったにもかかわらず、創業社長(現

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  • NY本社ビルから株式まで大放出ソニーは今や資産売却が「本業」

    Close-Up Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 エレクトロニクス事業の不振が続く中、2012年度は5期ぶりの最終黒字の達成を見込むソニー。営業損益、最終損益共に巨額赤字を計上した11年度からの“V字回復”のようにも見えるが、内実は資産売却による利益のかさ上げがほとんどだ。業が苦しい状況は変わっていない。 ソニーの業は、不動産である。 これは皮肉でも何でもない。他ならぬソニー自身が、そう宣言しているようなものだからだ。 米国ニューヨークのマンハッタンにそびえ立つ36階建ての社ビルは11億ドル(1048億円)。JR大崎駅前で築わずか2年の25階建てのソニーシティ大崎ビルは1111億円──。 今年2月から3月にかけ、ソニーは相次いで自社ビルを売却した。

    NY本社ビルから株式まで大放出ソニーは今や資産売却が「本業」
    takosuke88
    takosuke88 2013/04/25
    ソニーの決算を見て他のマスコミがどう報道するか気になる。まさか好調とか業績回復とか書かないよね。
  • ソニーが相次ぎ資産を売却へ抜け出せない“守り”の経営

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 摩天楼が林立するマンハッタンで、ソニーのビルはひときわ目立つ存在だったが、ついに売却が決まった Photo by Naoyoshi Goto ソニーは20日、米ニューヨークのマンハッタンにある36階建ての社ビルを不動産グループに11億ドル(約987億円)で売却すると発表した。売却益の約6億8500万ドル(約615億円)は今期の営業利益に盛り込むという。 「あまりにも寂しい話だ」 ソニーの現地関係者らが、口々に嘆くのも無理はない。 ソニーは1962年10月、敗戦国のイメージを背負っていた日企業として初めて、ニューヨークにショールームを構えた。マンハッタンの五番街という一等地で、多くの人々がソニー製品を手に取る姿は、

    ソニーが相次ぎ資産を売却へ抜け出せない“守り”の経営
    takosuke88
    takosuke88 2013/02/07
    「今期の営業利益に盛り込む」ソニーの本業はビルの売却だったのか…
  • 凋落ソニーをファンドマネジャーも見放し始めた?関係者に聞いてわかった家電メーカー“失敗の本質”

    1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。 今週のキーワード 真壁昭夫 経済・ビジネス・社会現象……。いま世の中で話題となっているトピックス、注目すべきイノベーションなどに対して、「キーワード」という視点で解説していきます。 バックナンバー一覧 ファンドマネジャーも見放すソニー銘柄 「失敗の質」はどこにあるのか? 最近、国内外のファンドマネジャー連中と話していると、彼らがソニーの株式をポートフォリオから外していることがわかる。かつてわが国を代表する家電メーカーだったソニーが今、ファンドマネジャー

    凋落ソニーをファンドマネジャーも見放し始めた?関係者に聞いてわかった家電メーカー“失敗の本質”
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