実は、エンジニアを採用する会社の面接官の多くは、志望動機に比べると経歴の方をかなり重点的に確認しています。 なぜなら、IT業界はリーマンショックから景気が回復して以降ずっと人材不足に悩まされ、企業も採用に困っているので、求めるスキルや経歴を満たしていることを、他の要素よりも重視して採用する傾向にあるからです。 しかし、ほとんどの面接官が志望動機を気にしない現状において『それでも目に留まる攻めの志望動機』を書くことで、志望動機を採用の決め手にすることもできるのです。 私はIT企業の人事として7年勤め、7年間で1万2000名以上のITエンジニアの面接を担当しました。輝かしい過去の経歴がなかったり、自分のスキルに自信が無くても、志望動機次第で面接官の心をつかむことができる場面を何度も体験してきました。 志望動機で、ただ単純にその仕事につきたい理由やエンジニアになりたい理由を伝えるだけでは採用の決