アップルの発表によると、iOS 9はこれまでになく急速な普及を見せているという。これまでのバグの改修やダウンロードプロセスの改善など、ユーザーがアップデートしたくなる点はたくさんあることを考えれば、この点は理解できる。 しかしモバイルの調査を行う独立系企業の中には、この数字の正当性に疑問を呈す声も上がっている。彼らが正しいのであれば、iOS 9はアップルが述べているほど普及していないということになる。 派手に並べ立てられた数字 アップルは「50%以上のデバイスでiOS 9が使われている」と公表した。この数字はアップルが9月19日にApp Storeで行われた調査が元になっている。 モバイル調査企業、Crittercismはこの公表を自社のデータから検証した。 「この発表は我々の持つデータの他に、2つの情報源とも食い違っている」とCrittercismのCEO アンドリュー・レヴィはEメール