SXMLは、XMLデータをS式の形式で記述、処理するための方法である。 SXMLとXMLの字句上の対応について、小さなサンプルのXMLを以下に示す: <tag attr1="value1" attr2="value2"> <nested>Text node</nested> <empty/> </tag> XML SXML 上記の例から、以下の2つの点に気づくであろう: XMLとSXMLの字句上の表記はよく似ている: 非形式的に言うと、SXMLは山括弧の代わりに丸括弧を用いているという点でXMLとは字句的に違う。 SXMLは、XMLデータに対する直接的な字句上の表記というだけでなく、既存の数多くのプログラミング言語で第一級またはそれに準ずる基本的なデータ構造でもあり、それゆえ汎用のプログラミング言語によるXMLデータ処理の実例になっている。 SXMLとして具現化されたS式がXMLと似ている