京王ズHD、光通信、ノジマを巡る魑魅魍魎 第2幕 3月13日付け「同題記事」の続きですが、魑魅魍魎の主役がこの3社から裁判所に移っており「こんな調子で日本の株式市場は大丈夫なのか?」と本気で心配になっています。 まず2月28日に京王ズHD(東証マザーズ・コード3731)が、発行済み株数の561万株を上回る610万株を払い込み価格344円でノジマ(JASDAQ上場・コード7419)に割り当て、ノジマに経営権を売り渡すことを取締役会決議「だけ」で決定していました。 その時点の京王ズの株主構成は、創業者である佐々木英輔氏とその資産管理会社が158万株(28.2%)、光通信(東証1部上場・コード9435)が126万株(22.4%)を保有しており、両者を合わせると50.6%と過半数をこえていました。 驚愕すべきことは、発行済み株数の過半数を保有する佐々木氏と光通信が「全く知らないうちに」京王ズのサラ